【vol.4】精神論・根性論はもう古い。 実は、がんばらないほうが上手くいきます。
1章 自分を肯定的に見る効果 その4
コラム1【がんばらないと、うまくいく】より
1 がんばる!という根性論では続かない
「できたこと」メモを書くとき、
つい、がんばったことを探してしまいがちです。
でもこれは長続きしないんですね。
がんばったこと、すごいことではなくて、
「アポを3件、多くとれた」
「アポを1件、やっととれた」
というように、いつもより少しできたことを書いてみてください。
このような「小さな事実」は、小さな成功の積み重ねと同じです。
なので、がんばらなくても自然と自己肯定感が上がっていくのです。
ぜひ肩の力を抜いて、
がんばりすぎないように気をつけてください。
2 やる気満々の人は失速する
やる気満々の人は、「長続きしなくて失速が早い」という傾向があります。
例えば、毎日遅くまでがんばってしまうひとの場合、
身体をこわしたり、メンタルの問題が発生したりするかもしれません。
気負いすぎてしまう人は、
プレッシャーにつぶされることもあります。
そうならないためには、
「がんばらない」ということが大切になります。
「がんばらない」ことをがんばる
と言い換えてもいいかもしれません。
肩の力を抜いてがんばりすぎず、
自分の評価を上げすぎず、
「小さなできたことの事実」
これを見つめるようにしてみてください。