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家族のまなざし

今日もプールの話です。
今年度小学校5年生になった男の子とのレッスンでした。
彼は3人きょうだいの長男で、妹と弟がいます。

彼が幼稚園児の頃からの付き合いなので、かれこれ5年近くになろうとしています。
怖がりですぐに泣いていた彼もたくましくなり、彼の涙もほとんど見ることが無くなりました。
あそび心も覚えて冗談やおどけて見せる姿も見られるようになりました。
妹もヨチヨチと歩いていた時期から知っていますが、小学校入学とのこと。
途中で弟も生まれて、ヤンチャな弟は兄と姉を追いかけたり、追いかけてもらったり…とっても仲の良いきょうだいです。

そんな家族の長男君。
弟が生まれたり妹も自由に遊びたかったり…プールの間、お母さんは下の子と外で遊んでいる日が多くて、彼のプールを見る頻度も少し減っていました。
それが今日、お父さんもお仕事がお休みという事で、交代できょうだいたちを見て、交代で彼のプールを見学に来てくれました。

お母さんも彼のプールを見学自体とっても久しぶりでした。
多分、ゆっくり見学するのは1年半か2年ぶりくらいではないかな?
まだ背泳ぎもクロールも自力で泳げない時期でした。

でも、久しぶりに見てもらった彼は、クロールも背泳ぎも25メートル泳げるようになっていて、余裕をもって僕と過ごすことが出来るようになっています。

お母さんも、心から彼の頑張りを称賛してくれて、彼も素直に心から受け止めて…

プールの後にはそんなあったかい親子のつながりを見られました。
この仕事しててよかったな、と思える瞬間です。

この一年、彼の歩みがどんなものになるのか、立ち会いたいと思います。

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