ムシキのスキマかキスマか
最近腕にヤケドを負った。
僕は猫背かつ猫好きな上に猫舌であるので、舌を
ヤケドすることなどザラにあるのだけれど、体の
アウトサイドは久しぶりだ。
いやぁ実に痛い。
ジンジンというよりズンズンズンといった感じだ。
文字にするとキヨシが歌い、踊り出しそうで煩わしいがこれ以上にフィットする語感が思い当たらない自分の語彙力を恨むことで自戒としよう。
ああすぐに水で冷やしたさ。
跡が残ると嫌だなぁと思ったから。
でも、なかなかどうして上手くはいかない。
その場で消し去るには至らなかった。
それでも、やはりすぐに流水でキンキンに冷やした甲斐あってか、やんわりと、しかしそれでいて
しっかりとヤケドは爪痕を残した。
ちくしょう。
まあここまではいいさ。
そんなに良くないけど、それでもまぁ腕だし。
顔とかと違って隠せるし。
問題は絶妙な色味である。
今回はバイト先で使っている蒸し器を開けた際にその隙間から漏れ出る高温の蒸気によってヤケドを負った訳なんだけど、赤過ぎず、しかも腫れなどもないので、吸引性皮下出血ことキスマークにしか見えない。
これが首筋だったらと思うとゾッとする所だ。
まぁ言ってしまえば別にキスマークに見られた所で特段困ることはないのだけれど、
言わば蒸し器との間接キスによるものなので、
そこはちょっとモヤモヤするなぁって感じ。
気晴らしにスティーブン・モヤのホームラン集でも見てくるとしよう。
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