ウニテンテン
日本語には、多くの発音がある。
19年も生きていれば大抵の言葉はスラスラと読めるものだ。
しかし中には例外も存在する。
「う」の濁音。
まぁ滅多に使わないし、もし使う場面があってもどうと言うことはないのだけど、やはり他の濁音たちと一線を画している感は否めない。
ヴ。
ほぼ「ぶ」だけど、微妙に「ぶ」じゃない。
よって人に説明する時には注意が必要だ。
ヴィレッジヴァンガードなんてまさに。
通称ヴィレヴァン。
圧倒的な知名度を誇るそこは、僕の地元でもよく集合場所とかにされたりされなかったりしていた。
大抵「ビレバン」と発音されがちだが、たまに愛の強い人が「ヴ」を強めに主張し訂正を促す。
彼らの必殺技は「ウニテンテン」。
「細かっ!」と相手に思わせる効果がある。
「う」を濁らせることは
ややリスキーなのかもしれない。