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正しさにこだわるあまりに分かりやすさを捨ててしまっているもの

おはようございます。

企業PRと文章とカメラで生活している砂流(すながれ)です。10月11日12時00分をお伝えします。

広報/PRやライターの仕事をしているときに、正しさにこだわるあまりに分かりやすさを捨ててしまっているものを見かけて、もったいないなと思っています。

例えば、Aというガジェットの値下げなどのプレスリリースや記事。
「Aを15,800円値下げするからお買い得だよ!」
ということが言いたい場合に

① Aの価格が22,2000円から206,200円になります。
② Aの価格が二二万二二〇〇円から二〇万六二〇〇円になります。
③ Aの価格を15,800円値下げしました。新しい価格は206,200円です。

①のケースが多いです。

おそらく③が一番分かりやすいし、伝わりやすいはずです。
(③は、プレスリリースだった場合は以前の価格表記をいれておいたほうが良いです)

これがもし、10%値下げだったり、新価格が198,000円みたいなもともと分かりやすい設定がされていれば、きっとそこを使うと思うんです。

でも、フックがなかったりすると①のみ記載することが多いと思います。
(②はほぼないと思いますが、極端な例として)

ちなみに、①に値下げの表記も足せばいいじゃないかと思われた方も居ると思います。アリです。

Aの価格が22,2000円から206,200円になります。15,800円値下げです。

ただ、③と比べると、数字がたくさんあって、パッと頭に入ってこないんじゃないかと思うので、僕個人としては③がいいなと思います。

ほかにも、図とかイラストとか写真のほうが圧倒的に分かりやすいものを、文章だけで載せていたりするケースも多いですよね。

上のイラストは、晴れのち曇りで最高気温が35度、最低気温が24度というのを表したもの。言葉でも伝わりますが、イラストとかで見たほうがスッと入ってきます。まだこれは1個だから良いですが、全国の天気を文字だけで表現されたら辛いですよね?

でも、こういうケースは他のものだと多いと思います(僕も気をつけないとやってしまいます)

この写真もそう。めちゃくちゃ豪華な海鮮丼で見るからに美味しそうですよね。

でも、正しく表記しようと思うあまり、

お皿の上に穴子・マグロ・いくら・赤貝のヒモ・きゅうり・ご飯が載っている。

みたいな感じになっていることがあります。1ミリも美味しそうではありません。「さすがにこれはない!」と思われるかもしれませんが、企業のプレスリリースや、オウンドメディアの記事ではこういうもったいないなぁ、的な書き方を見ることはしばしばあります。

こういうの、僕もうっかりやってしまったりするので改めて気をつけないと思いnoteにまとめてみました。

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