馬鹿と天才は紙一重
とっさの対応がクレバーでも馬鹿馬鹿しくても、対応できていることには変わりがない
バカが賢いことしてる。言葉としては矛盾していても、馬鹿馬鹿しいことを平然とやる人はクールだと思う。
そんな馬鹿にこの前自分がなれた気がしている話を書こう。
この前の月曜日、自分は所属している学部のフロアの学生ラウンジにいて、そこでzoomのウェブ授業を受けようとしていた。
そしてその時間になり、zoomに入ろうとしてもなぜか入室が許可されない。
どうやら定員の100人以上の学生が履修をしていたことが原因で、自分は締め出されていたらしかった。
その横でなんとか同じ授業に入室できた友達がちらほら。
困っている自分を見て画面を見せてくれていた…のも束の間、ふと、あることを思いついた。
ラウンジ内のモニターをパソコンに繋いだら大画面で授業を受けられるのではないか!?という閃き。
早速行動に移す。
そこそこ重たいモニターを運び、友達のパソコンを借りる。それを見て爆笑している上回生の先輩。
数分後、大画面に映る授業動画は心なしか分かりやすかった。
そしてその爆笑していた先輩のこぼした一言が、「バカが天才みたいな発想しとる」
あの日あの時の発想、閃きはイグノーベル賞を取っていてもおかしくないものだったと思っている。
スタンドプレーは得意ではない。それなのにそんな馬鹿な発想で問題を解決できる余裕を自分が持っていたことが少し嬉しかった。
自分でもその場にあるもので何かしらの問題解決する力を持っていたのかと思えた経験はどこかしらでまた自分を助けてくれるだろう。
クレバーではなくとも、クールであることはできるのかもしれない。
セクシーではなく、クール。飄々と目の前の壁を見つめられるくらいの余裕を持てるようになりたい。
そんな感じ。
ちなみに授業はそのあと普通に受けられました。
ではまた明日。