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「人の本棚を見ればその人の伸び代がわかる」論について

少し前から自分もなんとなく思っていたことを、うまく言語化していたXの投稿を見つけたのでシェア。

その人の本棚を見て、もし分厚い専門書・マニアックな書籍が並んでいたら、その人はプロフェッショナルとして、専門家としての未来はある。一方で流行り物の自己啓発本や「金持ちになるための15のルール」とか「年収1億円の人はこれしかやらない」とかいう類の本ばかり並んでいる人は、まだまだ修行が足りず、自分が何をしたらよいかわからない悩める子羊である。

これに加えて、本屋に行ったらどこのコーナーで多く時間を潰すか、を見ればその人の伸び代がわかると思う。

本屋に行って漫画本や雑誌、自己啓発本などいわゆる「消費・浪費されるための本」のスペースで多く時間を潰す人は、まだまだ修行が足りない悩める子羊である。

一方で人がほとんどいない棚で技術書やマニアックな本をパラパラめくり買っていく人は、その道の専門家か、もしくは専門家の卵である可能性が高い。

自己啓発本は出版社にとってはある程度のマネタイズが見込めるジャンルなので出版社にとってはメリットがあるが、読者にとってそれは浪費されるための本であり、実はあまり実にならない。「売れている本=自分のためになる本」ではない。むしろ「誰も手に取らない本=自分のためになる本」である可能性は高い。

専門性をつけるためにも、自己啓発本にはサヨナラし、専門書コーナーに足を運べるようになりたい、と思う。

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