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『子どものロコモ』と『発達チェック』の共通点とその意味すること
毎日新聞2020年10月20日に
『外出自粛、衰える子ども つまずきや骨折…
「ロコモ」防ぐ五つのポイント』 と、いう記事が載っていました。
その記事を読んでいたときに、
【子どものロコモ】と【発達のつまずきチェック】の関係がとても明確になったので、その考えをシェアさせていただきます。
1.子どものロコモとは
『ロコモ』というのは「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」
の略で、体を動かすのに必要な骨や関節、筋肉などの運動器が衰える病気のことです。
高齢者の寝たきり予防のため、日本整形外科学会が2007年から提唱し、
その対策を呼びかけています。
ところが、最近では
『子どもでも、ゲーム時間の増加や屋外の遊び場の減少などにより、
子どもロコモが生じる』と指摘されるようになってきました。
これが『子どものロコモ』です。
つまり、本来は、高齢による機能低下や運動不足によって
運動器と呼ばれる『骨・関節・筋肉』の問題が生じることを『ロコモ』
と呼んでいましたが、
『最近は、子どもでも高齢者の問題と同様のことがある』
と、いうニュアンスで『子どもなのに・・・』
と、表現されることが多いのです。
2.私の疑問と結論
私は、このテーマに接する度に、
では『それは以前はできていたのか?』
と、いうことが気になっていました。
☆ それは、幼い頃はできていたのに『いつからか』できなくなったのか?
☆ それとも、以前からできていなくて、まだ完成していないのか?
と、いうことでした。
この記事でも、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響で、
子どもの体を支えたり動かしたりする運動器機能の衰えが懸念されている。子どもの「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」といい、
体を動かさず、スマートフォンやゲームをしすぎることが要因とされる。
けがなどを誘発し、放置すれば将来、骨折しやすくなり、
寝たきりになる恐れもあるという。
と、いう表現がされていて、
幼い頃は、その動きができていたのかどうかよく分かりません。
むしろ『ロコモ』の元の語感からすると、
幼い頃はできていたことが、スマホやゲームのしすぎで、
『できなくなった』というイメージを持つかも知れません。
ところが、私の経験では、この動きができない子どもは、みなさん
親御さんのお話でも『ずっとできなかった』ということが分かります。
また、それ以外の発達のつまずきが僅かに見られます。
そのため、『子どものロコモ』は、
高齢者のロコモとは異なる働きかけが必要なケースもあることが考えられます。
3.ロコモのチェックポイントとは?
この新聞記事の中に、子どもがロコモであるのかどうか
見極めるチェックポイントが書かれています。
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