大学一年生に講義「他者をとおして見る世界」
東京工業大学で新入生を対象に「他者をとおして見る世界」というタイトルで話をしました。今年は若松英輔さんという新潟出身の方が聞き手をしてくださいました。人数が多かったので午前と午後と二回。一回目はエピソードが多く、二回目は概念的なことが多くなりました。
テーマは・水俣病とは何か。どれほど長く「見過ごされた」のか、いま、どのような状態になっているのか。・個人と組織。学問の責任の重さ、東工大の教授が有機水銀説を否定し被害が拡大したこと。・「聞く」ということ。聞く人がいて初めて話すと