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できる人よりやりたい人が成果を出す理由
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※本ブログはベンチャーマネージャーコミュニティ「Emo」で週3で投稿しているブログの転載です
はじめに
「アサインメントのカテゴリ」を覚えているでしょうか?
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ある仕事をAさんに任せれば「プロアサイン(できるけれどもやりたくはない)」と、Bさんに任せれば「ポテンシャルアサイン(能力は足りないがやる気はある)」どちらに任せるとうまくいくでしょうか?
もちろん、WillとCanの度合いにもよりますので一概にはお答えできません。
ただ、強烈なWillがある場合は「ポテンシャルアサイン」の方がうまくいくケースが多いです。
ポテンシャルアサイン>プロアサインになる理由をお話します。
3つの理由
①創意工夫
やる気がある人は、決められた作業を淡々とこなすのではなく、色々と自発的に創意工夫を行います。その創意工夫の過程で、その人にしか生めない独自のアイデアが出てきます。
お決まりのアウトプットではなく、創造性のあるアウトプットになることがあります。
例)決められたフォーマットのメルマガではなく、編集部の一言を添えた温かみのあるメルマガにした
②古いやり方を捨てる
やる気はあるが能力がまだ足りない未経験の仕事に臨む人は、過去のやり方に縛られません。過去できた経験がないからこそ、古いやり方に未練もこだわりもありません。目的に対して良いだろうと思うことをストレートに、どんどん取り入れます。
例)古い採用管理システムを捨て、タクシー広告で見つけた最新のツールに切り替えた
③熱がある
やる気のある人には熱があります。たとえアウトプットの質はまだまだ低かったとしても、その仕事にこめられた熱がそれをカバーしてくれます。アウトプットの質など気にならないくらい、熱が大事だと思います。
例)クライアント向けの提案資料の構成はイマイチだが、クライアントのことを誰よりも調べ、誰よりも考えていることが提案の会話で伝わった。
さいごに
ポテンシャルアサインの成果は読み辛いことがネックです。プロアサインであれば合格点のものを確実に仕上げてくれる安心感があるのでついお願いしたくなるのでしょう。
ただ、プロアサインでは驚くような成果が上がることはありません。最低限の期待成果が上がるのみです。
「このプロジェクトでは誰も予想がつかないような成果を残してほしい」
「あの人は能力的には少し足りないかも知れないが、やる気は十分だ」
そのように思った時には、「できる人よりやりたい人」に賭けてみても良いかも知れません。
私はこの考えで、重要なプロジェクトほど「できる人よりやりたい人」をアサインする傾向にあります。
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