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晴れの日も雨の日も#317 べんちゃら

先日おでん屋で話をしてると、歯の浮くようなお世辞を並べ立てるヤツがいてキモかった、という話が出た。
その「ヤツ」は接客業を生業としており、いわばコミュニケーションスキルのひとつとしてべんちゃらを大活用しているらしい。が、どう見てもべっぴんではない人に「べっぴんさんやねえ」などとルックスについておべんちゃらを言っており、見ていてめっちゃ違和感があった、そうな。

こういう思ってもないことを、しかも見たらすぐわかるルックスについて、しゃあしゃあと言うなんてありえへん、どういう神経なん?ということで我々の会話は盛り上がった。いわば、そんなムリがあることをわざわざ言わんでもええやん、というわけだ。なるほどなるほど〜。ごもっとも。

この接客業の人、どんな人なんか名前も顔もコーちゃんは知らないが、そういうスタイルでずっとやってきたんだろうなあと思う。相手によく思われたいという一心なのだろう。多少大げさに言えば、「ほめときゃ怒る人はおらん」ぐらいの発想と思われる。悪く言えば「ブタもおだてりゃ木に登る」とでも言うところか🤭🤣

それは、本当の確かな関係性を相手と築こうとなんか思っていないということでもある。あるいは、そういう真剣勝負をする自信がないから、とりあえずべんちゃらを言って、その場をなんとなくやり過ごせればそれでいいという発想かもしれない。

ちなみに、「べっぴんやねえ」とべんちゃらを言われた並以下オバちゃん😁はどんな反応やったん?と聞くと、まんざらでもない様子だったとか。
シツレイながらあえて言わせて頂くと、言う方も言う方だが言われる方言われる方で、身も蓋もない言い方をすれば、お互い相手と真剣につきあう気なんかnothingなのね、としか見えない。

べんちゃら人間はところ相手構わずべんちゃらを言っているから、そういう薄っぺらさは見る人が見ればすぐわかる。で、結局そういう人としかつきあえないということになるのだろう。


で、おでん屋の常連さんにも、似たような人おるで、という話に発展した。やたら女性にそういうことを言って歓心を惹こうとしており、下心ミエミエだという。私も知己の人であり、うなづける思いで聞いていたら、この話は最後に「ホンマ、サブイボ出るわ」という言葉で締めくくられた。

サブイボ!!
鳥肌を意味するベタな大阪弁である。久しぶりに聞いたなあ🤭🤣


で、次は「ながいさんも営業時代べんちゃら言うてたん?」という話になった。「そりゃ営業やから人間関係の潤滑剤は必要やったし、そういう意味で多少のお世辞は言うたけど、サブイボの出るような露骨なべんちゃらはよう言わんわ」とサブイボ返しをさせて頂いた🤭🤣 


(ここまで本文1,097文字)

燃えるような朝焼け。今日もステキな一日が始まる。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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#320 自己実現

(つづく)

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