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晴れの日も雨の日も#304 娘#5と大阪へ

二十歳の娘#5。山梨県都留市で一人暮らしをする大学3回生だ。夏休みということで帰省してきている。
今年は教育実習等でスーツを着る機会があるという。ついてはそれに相応しい腕時計を買いたいと。高校卒業のお祝いに本人の希望によりGショックを買ってやったのだが、そろそろそれを卒業する時期が来たらしい。

近くバイト代が入るのでそれまでの間前借りさせてほしい、自分にとっては不慣れな大きい買い物だから付いてきて欲しい、ということで一緒に大阪梅田に出かけた。
いろいろ見てまわり、本人としてはお気に入りの一品が見つかったようだ。「うわー、ええのん買えた❤」とご満悦で、「なーなー、いま何時?って聞いて」と言っては腕時計を眺めて喜んでいる。見ているこちらも嬉しくなる。
バイト代入ったら返すから、と再度申告があったが、「ええからええから。ちょっと早めの21歳の誕生日祝いや」と気分良くええカッコをさせて頂いた。ええ気分ついでにランチとご所望の本もおまけで奢り。生きたカネを使ったやん♬と満足気分で別れて次の用件に向かった。


さて、続いては大阪駅前ビルの雑踏の中。
一人で歩いていると、途中の角を曲がって来られた妙齢のご婦人二人がコーちゃんのすぐ傍を歩かれた。否応なく会話が耳に入ってくる。別に聞き耳を立てていたわけではない。当たりお構いなしの元気で大きなお声なのだ。
曰く「あの人と店入るのホンマかなんで(=かなわない=ええ加減勘弁してほしい)」
「どないしたん」
「どこでもええで、って言うてるくせに、ここは?って聞いたら、うーんちょっと、ばっかり。ほんでぐるぐる回った挙句に結局最初の店にしよか、とか平気で言うねんで」
「あー、そんな感じやん!ほんで、めっちゃお酒飲むやろ?」
「そうそう!」
「こないだもな・・・」
「えー??そうなん?マジ?それはちょっとなあ・・・」

お二人の話は果てることなく。。。
どこの誰かも知らないオバサン二人はさらに誰ともわからない某さんの噂話に誰はばかることなく夢中で熱中されていました😆
さすが大阪のオバチャン、人呼んで傍若無人コンビ。ヒョウ柄こそお召ではなかったが、ああオソルベシ😆



東京もたまに出張すると人が多いなあと思うが、大阪も梅田や難波はなかなかのもんだ。梅田阪急の前など、人がタテヨコにクロスするのだが、これを通り抜けるには絶妙のタイミングどりが要求される。大縄跳びに入るチャンスを窺うのと一種通じるものがある。ほんの数年前のコロナ禍の閑散振りがウソのようだ。
が、マスクをしている人はほとんどいない。というか、私の感覚では、この暑い中マスクして歩いてる人こそ、我慢強いなあと感に堪えない。
そんな人混みの中をケータイ見ながら歩いているヤカラもいる。若い子もいるが、ええ歳こいたおっさんも中にはいる。あんた、大人やろ?常識あるか?と問いたくなってくる。
もっともこちらも飲みすぎてまっすぐ歩くのがおぼつかないこともあるだろう。あまり人の事を言えた義理ではなさそうだ。さて、今日も飲み会。気をつけて参りましょう!            


                   (ここまで本文1253文字)

きゅうりの酢の物しらす乗せ。絶好の酒のさかな❤

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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(続く)

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