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大阪国際女子マラソンと同日開催「大阪ハーフマラソン」に参加して、楽しさと辛さも同時開催だった件
今回はAI無しっス
どーも。こんにちわ。寒過ぎて毎日モコモコダウン。ボンレスハム男です。
「2月のどこが立春じゃい!」なんて、くだを巻いてますけれども、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、AIガン無視!自己満全振り!「大阪ハーフマラソン」に参加した感想を書いていきます。(急だなぁ…)
こういうのはタイミング逃すと、なんで今?って感じになるので書きなぐっていきたいんですね。
今ちょうどマラソンに挑戦したい方におすすめしたい、つらかったエピソード満載でお届けします(やめろ!)
大阪ハーフマラソン概要
さて、そもそも「大阪ハーフマラソン」ってどんな大会かと申しますと、実はエントリーした時は、私も良くわかっておりませんでした(え?)
大阪在住の知人が「最近走り始めた」と言う話を聞いて、大阪で行われる大会を探して提案したのが、この大会。
選んだ理由は、「エントリー始まったばかりで、ちょうどいいや(ハナホジ)」です。
後々、知人から「なんか制限時間とかあるんだけど…大丈夫?」とか聞かれて、恐る恐る概要を確認してみると…
★参加人数6000人!
★女子国際マラソンと同時開催!
★2時間5分の制限付き※途中でも容赦なく閉門される
シビアな星3つの大会でした。工エエェェ(´д`)ェェエエ工
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「ルーキーが出る大会じゃなくない?w」と知人は笑っておりましたが、きっとキレてたに違いありません。この度は誠ににメンゴやで。
とは言え、私もジョギング程度のもんです。
だいたい1Km=7分、8分ペースぐらいで走ってました。
2時間5分と言ったら、1キロ平均ペース5分55秒ですよ!
コレ、ムリッスネー
練習開始
とは言え、ムリッスネーとか言ってる場合ではありません。私が選んだ大会ですしねー。はぁ~(クソデカタメイキ)
9月
本格的に練習をスタートしました。
2日に1度まず3~5キロで走る。
1週間に1キロずつ増やして、案外9月中には、10キロくらい走れるようになってました。ただ日によって、3キロしか走れない日もあれば、10キロ走れる日もあるという安定しない状態。
でもまぁ「最初にしてはいいペースやん」と思ってた時期が俺にもありました…
10月
ゆっくり7分ペースであれば、11キロ~14キロ走れるようになってきたのですが、ここでペースが上がっていないことに焦りを感じます。
ハーフの完走はいけるだろうけど、時間制限はいけるか!?
色々調べてみると、短距離を走るのがいいと言う情報を裏ルートからゲットしました(情報元=Youtube)
「インターバル練習」と言うもので、200mを3,4分台で走り、またゆっくり走るを繰り返す負荷の高いトレーニング法。
これにより心拍が鍛えられ、ペースが上がるのだそう。
これをやって10キロ以上の距離も6分台までになりました。
色々調べてやってみるって大事ですね。
11月
6分30秒ペース、なんかだんだんとペースが下がってきた?という感じ。
アレーと思っていたら、意外な原因があったんです。
走る時間帯です。
いつも朝の5時ぐらいに走っていたのですが、だんだんと日が短くなり、暗闇で無意識にブレーキをかけていたのでした。
これは盲点。暗闇だけに!(爆笑)
…まぁとにかく昼に走ったらまたペースが戻って一安心。
意外と「走る場所」や「時間帯」に「気候」などによっても、ペースは変化します。ペースが上がらない場合、環境を変えてみるのはいいかもしれません。
この月に初めて練習で21キロを走り、これはイケるかもしれないと自信が出てきましたよ。ふっふー♪
12月
ひざを痛めます。
ああ!!やってもーた!!
一番危惧していたことが起こりました…
3キロも走ると、痛みで歩いてしまうという状態。
こういう場合、どのサイト見ても無理せず休めと言っとりますが、こちとら時間が無いのよ。
色々と考え私が出した結論は…
痛みに耐えて走ること!
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もう痛みを癒すより、慣れた方がいいんじゃないかと言う、専属コーチがいたらダブルラリアットされそうな考え。
「いいからテーピングだぁ!」
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そして走り続けていたところ、なんと8キロ地点で痛みが消えることを発見しました。キター!(※全然キてない)
たぶん刃牙が耳をひねると出てくるような脳内物質の作用です。しかしこれにかけるしかありません。
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1月
1月は、もう当日に疲れを残さないように、あまり激しい練習はしませんでした。4日に1度少し走る程度にしました。
そうすると膝の痛みがだんだんと和らいできましたね。
結局休むって大事なんです。休みましょう。
大会当日
現場到着
参加者6000人!さすがにすごい数でした。原付バイクみたいな速さのランナーがぞろぞろ。
てか寒ぃー。
そんな時、受付時に渡される荷物の中にのビニール袋が重宝します。
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頭と腕に切り込みを入れ、被るだけなのですが、意外とこれが暖かい!
急な無人島へのご旅行には是非とも入れておきましょう。
スタート30分前
最後のトイレに行こうと軽い気持ちで行ってみたら、何度も折り返す長蛇の列。お前らスペースマウンテンでも乗るんか!
終わった時に、戻ったら一番後方からのスタートになってしまいました。ギリギリのトイレは避けましょう。とほほ。
スタート
最後方からのスタートで後ろには白バイ。これに抜かされた瞬間、閉門予備軍です。やばい位置…
とにかく白バイから逃げないといけません。もう暴走族と一緒です。
パンっとスタートの音が鳴ったと思っても、その数6000人。
走り出すまで5分ぐらい待ってました。
おいおい、なんなんだこの時間は?
しかし閉門は時間通りときてる。ルーキーに厳し過ぎや!いいかげんにしろい。
人が多いので縫うように走ります。
追い抜かすために速く走り、追い抜かせずゆっくり走ると言う、ペースが乱れる走りになりました。後方からスタートしたツケがこんなところで…
しかし、それが逆に良かったのか、速めのペースを保ちつつ、疲れもそれほど感じない感覚で走り続けられました。
また沿道からの応援はすごかったですね。
ゴールの長居スタジアムはセレッソ大阪の聖地という事で、セレッソファンがたくさん応援に来ていました。
なのでセレッソの応援団に片腕を上げて応えてやりましたよ(なんで?)
いや、お前誰やねん的な顔してましたが、こんなのは関係ないんですよ皆さん!
要は力に変えたもの勝ちです。
途中のブラスバンドも力が湧きました。サンキューな。
そのまま祭りのような熱気を受けつつ、10キロ地点まで笑顔で楽しく走る事が出来ました。
膝の痛みも練習通りなくなり順調です。
…が、15キロ地点で膝の痛みがぶり返しました。ガフゥッ
8キロ地点で痛みがなくなることは、練習で実証済みでしたが、誰もそのまま痛みが無くなるなんて言ってません。
ここからは1キロ、1キロを目標に走ると言う地獄の時間。
19キロ地点では、ウォーキング・デッドみたいになってました。顔色もゾンビ。
ゴール
20キロを超え、見えてきました長居スタジアム!!
そしてついに、虫の息ではありましたが!
なんと走り切った!
ネットタイムは1時間49分!!(グロスタイム:1時間54分)
1キロ:5分10秒ペースだったので、練習よりかなり良い成績です。
やっぱり大会は限界以上の力が出るもんです。
その達成感の余韻を楽しむのも束の間、とっとと出ろ、といわんばかりにスタッフに奥の更衣場まで案内され、その場を後にしました。
あぁ長居スタジアムの余韻よ…
ちなみにそれから約30分後ぐらいに、女子のフルがゴールしていきました。
2時間21分で42.195キロって… 同じ人間ですか?
人体とはすごいもんですね。
まとめ
なんかつらつら書いていたら楽しいこととより、つらい事ばかり書いてました。
でも言い訳じゃないですが、大変な事って結構楽しい事だったりしませんか?
だって友人とする過去の話って、大変だったことがメインですよね。
あの時、部活きつかったなぁ… あの時上司が厳しかったなぁ… あの時はダメかと思ったなぁ…
こういう大変な経験の方が、記憶に残りやすいですし、その裏には、「それを糧にして今があるんだよな」という自負があるのでは無いでしょうか。
振り返った時に大変だった記憶をたくさん有していることは、案外幸福と言えるのかもしれませんよ。知らんけど!(知らんのかい!)
もしこの記事を読んで、幸福を味わう手段として、マラソンを始めようと思われた方がいたらうれしいですね。
では1年後、フルマラソンで会いましょう!www(ひー、いけるかなぁ…)