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Music in my life

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音楽なしには生きていけない。一生ミュージシャンの思いを綴ります。
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2018年12月の記事一覧

JUJUが伝える世界観、見えてますか?

すいません。私はちゃんと見えてませんでした。 先日、WOWOWで「JUJU苑」のLIVEを見ました。とても素敵なステージでした。10週年ということで、カバー10曲、オリジナル10曲をセレクトして披露してました。 彼女は元を辿るとJAZZシンガーっというキーワードが見えてきます。いつも、おとぼけな彼女ですがプロです。歌への思いは一味違います。 彼女は多くは語りません が、何かのインタビューで言ってた言葉に考えが現れてました。「歌い手の彼女は曲の世界観を自分のフィルターを通

原曲を超え、音楽はその先へ

カバーが好きです。jazzも原曲があって、その曲をミュージシャンの解釈により新たな次元に昇華する。そうやって原曲は更に羽ばたいていきます。 そんな原曲を超えたオリジナルの解釈で奏でられた素敵な曲をいくつか紹介したいかなと。一押しはこの方、 ▪️キム・ヨハン  Yohan Kim 韓国人だと思います。若いです。詳しくは知りません。彼はこの若さで、ジャジーなテイストを吸収し、自分の演奏スタイルに自然に溶けこませてます。彼の両腕から奏でられるメロディは原曲を超え、メロディを羽

「ボヘミアン・ラプソディ」はまだ見てません

先週から仕事が忙しく、映画を見に行けません。公開は今週いっぱいでしょうか?年末までやらないんでしょうか?っと思ってるうちに、嫁のお友達の間では「クイーン・ブーム」が起きてるようです。 20年くらい前にフレディがエイズで亡くなった時もブームになり、オリコン1位がクイーンのアルバムになった記憶があります。 映画「ボヘミアン・ラプソディ」も異例の人気。通常は公開時に多数押し寄せ、だんだん客が減ってきますが、この映画は後半になる程、客足が増えてる不思議な映画。夜のBSの日経ニュー

エキセントリック / 欅坂46

今回は誰もが知ってるアーチスト。欅坂46です。動画は1:16〜見てください。 ▪️一番旬なAKB系グループAKB48から始まった秋元康プロデュースのアイドル・グループの一つ。秋元康はその時「旬」なグループに最大のプロデュース・エナジーを注いでると思っています。AKB48であれば前田敦子がセンターをしていた頃。2017年からはこの「欅坂46」だと思っています。 センターは平出友梨奈。このグループの楽曲の雰囲気、ダンス、曲調は全て彼女をプロデュースする為に存在してると言っても

3びきのくま / 大貫妙子&坂本龍一

音楽はどこまでシンプルに出来るのか。その曲の良さを伝えるにはどういう風にアレンジしてリスナーに届ければいいのか。どの程度のテンポで曲を伝えたら人の心に届くのか。言葉と言葉の「間」をどれくらいとって伝えたらいいのか。 「ピアノと歌」それ以上の道具は必要ない。大切なのは「言葉」と「メロディー」そして、それらを色図ける「伴奏」で必要十分です。 大貫妙子さんはデビューして40年を超えるキャリア。シュガー・ベイブ時代から始まり、80年代にはヨーロッパ調の曲調を取り入れた日本語楽曲に