学校ぐらいそういう場所であってくれ
こんばんは。
みなさん、「学校」って聞いたら何を一番最初に思い浮かべるのでしょうか。
教室、先生、授業、教科書、部活、体育館…。
過ごしてきた情景が真っ先に出てくるのかなと思います。
最近、私はこの「学校」とはどういう場所なのかを改めて考えさせられています。
それは先生としての経験が増え、そして、生徒からの驚きと感動と、そして愛を頂くことが増えたからなのかなあと。
学校とは、学びや新しい発見、共に過ごし行動する経験から、他者と心を通わせ、思いやること。
だって今は「学ぶ」ことなんか1人でできる。
オンライン、ネット、AI、はたまた先生よりもわかりやすいYouTuber。
じゃあなぜ、わざわざこの場所に集まって一緒にやっていくのだろう。
やっぱり他者と関わることからしか得られないものを得て、自分の成長に還元させるからなのではないでしょうか。
だとしたら。だからこそ。
学校は心の安全基地として。そして、心の成長として。一緒に学び合い、思いやり、愛し合ってこそ得られるこのあったかい感情を大切にする場所なのではないでしょうか。
残酷だけど、社会は無常で、時には納得のいかないこともあります。未来への可能性もあるけど、簡単には手に入らない障害が多いです。社会の汚さとはこのことかと何度も絶望を見ることもある。
でも、学校はそのあったかさをなんとしてでも守って欲しい。私は、こんな私と関わってくれる子どもたちとの愛を、想いを未来を大きく変えるかもしれない可能性を、絶対無碍になんかしない。絶対守り抜く。そんな社会に向かわせることになったとしても、ここにきてくれたのであれば、これほど大好きな人に時間を使えることが幸せなのだと、君たちが教えてくれたことをそのまま伝えたい。
そんな教育をしてきいたい。
そんな場所で、学校はあってくれ。