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さっくり読書感想文『△が降る街』
こんばんは。
下書き一掃キャンペーン中。
今夜は先日読み終えた本の話。
『△が降る街』
5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける。
「俺と麻里奈、付き合うことになったから」三人の関係を表したような△が降る街で、“選ばれなかった”少女が抱く切ない想いとは――?(「△が降る街」)。
「このボタンを押した瞬間、地球が滅亡します」自宅に正体不明のボタンを送り付けられた男に待ち受ける、まさかの結末とは――?(「絶対に押さないでください」)。
「三十代前半の公務員。浮気確率82%。不合格」目の前にいる男の“浮気をする確率”がわかる能力に目覚めた女が結婚相手に選んだ、驚きの相手とは――?(「浮気確率63%」)
大ベストセラーショート・ショート集『余命3000文字』の著者が贈る、待望のシリーズ第二弾。涙と笑い、そしてやってくる、どんでん返し。
朝読・通勤・就寝前のすきま時間で、どこから読んでも楽しめる。
書き下ろしを含む全二十五編を収録!
昨夜 読み終えた『△が降る街』を
さっくり読書感想文にしました。
『余命3000文字』は
すごくおもしろいと思ったのに、
第2弾『△の降る街』は好みじゃなかった。
先に読んでしまった第3弾
『あなたの死体を買い取らせてください』は
普通におもしろかった。
物語全体に深みがあったのは
『あなたの死体を買い取らせてください』
珍しさと意味のわからなさが楽しかったのは
『余命3000文字』
ぬるぬると読み進めるだけで
あまり心が動かなかったのが
『△の降る街』でした。
村崎羯諦さんの世界に
慣れちゃったのかな?と思います。
第3作まで読んでいるから
4冊目が出れば読むんだけどね。
この作家さんは
きっとすごくユーモアがあって、
意味のわからないことを「常識」とした
謎の次元を作ることに長けているようです。
若い人向けの言葉選びをしていて
すべて「5分で読める」ボリューム。
面白ければ面白いんだけど、
物足りなさを感じるお話もありました。
「これで終わらないよね?」って
心配になるような感覚です。
パッと手に取りやすい読みやすさが
アダになることがあるんですね。
ずっしりと厚みのある本のような
読みごたえはないかもしれないけど、
ちょっと読みたいときに良い本だから
第4部も楽しみに待ちたいと思います。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました🙇♀️
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