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“三浦しをん”さんの感性と経験に感服!<マナーはいらない>

マナーはいらない<小説の書きかた講座> 著者:三浦しをん さん

この文面を書き始める前にTBSドラマの「リコカツ」を観ていました。😎
北川景子さんと永山瑛太さん演じる緒原夫婦がやっと気持ちが通じ合えるようになったのに、離婚へと突き進んでいくのでしょうか?!
2人の大ゲンカシーンも見物ですが、そっと寄り添うシーンも
観たい…ので、次回は事態が好転することを願っています。

と前書きを入れたのは、本日ご紹介する三浦しをんさんの影響を
大いに受けています。(しをんさんは、前書きから全開でその才能を発揮されていますー)

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「マナーはいらない」~小説の書きかた講座~
タイトルのとおり、小説の書きかたを指南する本です。

そうは言ってもエッセイでは抱腹絶倒の著者。
独特の語り口調全開で、楽しくわかりやすく解説します。

特徴的なのは、フランス料理に例えて一皿(一章)から二十四皿(二十四章)に分けていること。

内容に関しても、“何より推敲でしょう”で始まり、余韻や含みを持たせたいときは
・・・(なかぐろ)ではなく、……(三点リーダー)が
一般的である、と細かい点にも触れられているのです。

著書「風が強く吹いている」の設定の一部(間取り図や相関図)の
手書きメモの掲載も公開されていて感激しました。
登場人物などの詳細はこのように生まれているのですね!

また私は元々、読書が好きなので自然に本を手に取っていましたが
著者は読むことについて、描写の説明でこう述べています。

「読む」というのは、積極性を求められる行為です。
読者は積極的に、小説の文章からなにかを汲み取ろう、
感じ取ろうとしつつ、読んでくれているのです。
そういう読者の想像力を信頼し、委ねる勇気を持ちましょう。

多くの応募作には、描写ではなく説明になっている文章があるそうです。

「描写ではなく、説明ってなに?」と感じられたあなた。ここは大きなポイントなので詳しくは本書でガッテンしてください。

小説家を目指す方以外にも文章を書く人には役立つこと、間違いなしですよー。

では本日もお読みいただきまして、ありがとうございました🤗🤗




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