行動はハチャメチャ、でも言葉は痛いところを突くのです! <コメンテーター>
今回ご紹介するのは、この本📕
あなたと再会できてとっても嬉しいです🤗、伊良部センセイ!
コメンテーター 著者:奥田英朗さん 文藝春秋
実際に会っているわけではなく、本で読んでいるだけ。
ただそれだけなのに、実際にいるような人物のように親近感が湧き、いろいろとやらかしてくれる行動の数々に「今度はこれですか!」と笑いが止まらないシリーズが帰ってきました。
短編5作の内、本名となっている「コメンテーター」を笑いと方策で上回ったのが、「ラジオ体操第二」。
読み始めると、なぜタイトルが「アンガーマネジメント」でないのかなと考えていたら、その答えは後半にありました。
世の中の傍若無人な振る舞いを見た時、またはされた時に、人はどのような対応をするでしょうか。
今回、怒りを露わにしないで感情を抑えた結果、過呼吸発作とパニック障害になった男性患者に、伊良部先生の荒治療が始まります。
次々と繰り広げられる”治療”と呼ばれるゲームのような方法に患者はびっくり仰天しますが、いつの間にか伊良部先生のペースに引き込まれ、自分でもあっとするような行動を起こすことになります。
「こんなとき、伊良部ならどうするか。ためらうことなく。。。」
と考えて行動した男性患者を見て、拍手を送りたくなりました。
こんなやり方はない!と思うこともあるかもしれませんが、子どものように楽しみながら、まわりの人に行動を起こすきっかけを与える伊良部先生の魅力に今回もやられた人は私だけではないはず!
さぁ、あなたはどうですか?!
書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~