“熱量がすごすぎる! ”著者と編集者のタグマッチ2冊です★
「読みたいことを、書けばいい」 著者:田中泰延 ダイヤモンド社
「働き方の哲学」 著者:村山 昇 絵:若田紗希 ディスカヴァー・トゥエンティワン
今回は同じ時期に2冊の本を読んで、偶然にも伝えたいことが
一緒だったのでまとめてご紹介します。
1冊目の「読みたいことを、書けばいい」 は、<自分のために書く>と決めて
46歳で電通を退職した田中さんが生き方を変えたきっかけから、
電通での働き方(考え方)、さらには自分のエントリーシートを公開しています。
そして、物書きとして基本中の基本としての調べることの重要さ、
リサーチの仕方も含めてビジネス指南もあります。
(最後に、本人はわかりやすい文章を簡単に書く方法は、〇〇と言っています)
ここまででも十分読み応えありますが、驚くべきことに
田中さんにこの本の執筆を依頼したダイヤモンド社の
今野さんのメールを全文掲載しているのです!
この文面を読むだけで、元々、熱量が高い田中さんを
メールでさらに熱量をグーンと上げて
本を書かせたというすごい人物だということがわかります。
正直、私は圧倒されて自分はまだまだだと打ちのめされました。
そんな考えを、「しかし、恐れることはない。
なぜなら書くのはまず、自分のためだからだ」
と、この本は温かい手を差し伸べてくれます。
もう1冊の「働き方の哲学」は、17年間のサラリーマン生活から
企業内研修の事業者として41歳で独立した村山さんが
「仕事とは?」という答えがない問いに、労働観の変遷や
孤独とは?という考え方を幅広い観点でイラストとともに
大きなページで解説しています。
やわらかいこのイラストと、見開きページはかなり大きなポイントです!
最後のあとがきで、著者の村山さんは
「この本は、すばらしいチームワークでできあがりました」と記していますが編集者の原さんの力も大きかったのではないかと推察します。
また、2冊の本の共通点をここでご紹介します。
「人生、するか、しないか」 (「読みたいことを、書けばいい」 )
「決意するか、決意しないか」 (「働き方の哲学」 )
上の言葉を並べても、著者の想いが伝わらない場合は
きっと私の力量不足なので、その場合はぜひ、この本をお手に取っていただければと思います。
おしまいに今回の読書感想は著者&編集者の熱い熱量を感じてとても晴れやかな気持ちで書き進められました。
熱い熱量に乾杯です!
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