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感動スイッチオン!<浅草ルンタッタ>

人にはそれぞれ感動スイッチがあって、スイッチがポンと入ると心が突き動かれていくのだろう。
それはちょっとしたスイッチだが、ドーンと響いた。

浅草ルンタッタ 著者:劇団ひとりさん

題名を聞いた時に時代ものだなとピンときたが、内容は想像よりはるかに超えていた。

お雪という少女があることをした。その少女を必死に守ろうとする燕屋の千代、鈴江、信夫たち。
お雪はどうやって生きていく。
そして再び千代に会えるの?
どうか会わせてあげて!

千代は「走れメロス」のように待つしかできないが、その想いだけで胸がはちきれそう。
なんとかこの想いを神様届けて!と手に汗を握り、涙が流れる。

さてさて、浅草での舞台はこれでおしまいだが、
お雪のルンタッタはこれからも続くだろう。


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