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なべはるの心に残った note

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なべはるの琴線に触れた note をまとめるマガジン
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#人事

会社を動かす人事は何をやっているのか?(カプコン社編)

目次を見ていただければ分かるが、とんでもなく長い記事である。文字数にして1万文字となってしまったが、内容は相当濃いものになったと思う。目次を見て、気になったところから読んでいただけるとありがたいです。 現在、様々な組織課題の分析系コンテンツは普及してきているが、実際に社内で人材育成・マネジメント施策を推進している人からすると「実際、他社はどういうことをやっているのか?」の方が気になるのではないだろうか。 坂井自身、自分のプログラムの導入先の企業の「その後」をお伺いすること

情報発信あるある『私なんか…』との向き合い方

「私なんかが情報発信するのはちょっと…」 Xやnoteでの情報発信をする際、多くの人が感じるハードルではないでしょうか? こんにちは、つじた(@Hiroki_Tsujita)です。 誰もが発信できる時代だ!なんて言われていますが、わたしのような凡人にとって『私なんか』のハードルはぶっちゃけ超高いです。 いざ記事を書き始めても、そのハードルを越えられず、下書きのまま熟成されていく…なんてことは少なくない話です。 今もまさに『私なんか』を感じながらこのnoteを書いていま

採用広報の限界。母集団形成に向けた、note活用「次の一手」を考察

採用広報にnoteを活用する企業が、この数年でかなり増えたと思う。具体的には社員インタビュー記事を中心に、業務内容や職場の雰囲気、福利厚生といった情報を候補者に伝える取り組みだ。 上記のような課題を解決するための一助にはなっていると思うし、note運用が成果に結びつくケースも事実として多い。私もこれまで多くの記事づくりを通して、たくさんの感謝の言葉を受け取ってきた自負もある。 ……なのだけど、採用支援をする立場としては、乗り越え切れていない課題も残っていると感じている。そ

人事制度立ち上げの次の山。組織変化に合わせた”人事制度アップデート”にどう向き合うか?

こんにちは、カミナシHRの井上です。 2021年6月に最初の人事制度をリリースしてから約2年。2023年7月にメジャーアップデートといえる規模の人事制度改定を行いました。 以前に公開した以下noteでは、人事制度の立ち上げタイミングで意識するべきことなどについてまとめていましたが、今回はいずれ訪れる次の山である「つくった制度のアップデート」にどう向き合ったか?を綴ってみたいと思います。 良ければ以下のnoteも併せてご覧ください。 さて、このnoteの前半(Part

社員数100名に向けて。バックオフィスの業務フローと利用ツール大公開2023【おまけテンプレ付き】

「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」という経営理念を掲げ、複数のBtoB SaaSを展開している株式会社スタメン財務経理部の清家です。財務・経理・税務・開示・債権債務管理などを管轄しています。 現在弊社ではnoteリレーを開催しており、私も参加することにしました! 何を書こうか結構悩んだのですが、遡ること約2年前に以下の記事を書きました。 当時、採用部門から管理部(いわゆる、財務・経理・労務・総務を包括する部門)に異動し、他社での管理業務フローや利用ツール

東証マザーズ上場に寄せて

2021年3月19日、株式会社ココナラは東証マザーズへ上場しました! ここまで支えてくれた人や応援してくれた人、全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。 ビジネスマンとして考えると、過去はもちろんですが、未来においてもこれだけ大きな出来事・節目はないんだろうと思っています。 また、この3月は他にも大きな変化があったので、いまの気持ちを記しておく目的で感情の赴くままにキーボードを走らせてみます。 * わたしがココナラに入社してからまもなく丸5年になります。 すごく長かっ

「社員か業務委託かで担える役割が変わらない世界」を作るためにやっている3つのこと。

多様な働き方が広りつつある今でも、まだまだ働き方によって、業務に制限があるケースも多いのではないかと思います。 例えば、 ・時短で働いているから○○にチャレンジできない ・社員にしか開示されない情報がある という感じです。 個人的に、「働き方の違いで、閲覧できる情報や権限、担える役割が変わらない」ということはとても大切にしていることの1つ。 (余談ですが、取締役の石倉さん@kohide_Iはこれを「ボーダレス組織」と呼んでいて、とってもスキな考え方だと思っていました

100億以上調達する様なベンチャーの創業メンバーだっけど、ダークサイドに落ちてみて分かったこと 「自分の人生は自分でしか幸せにできない」

この文章は、私と同じ悩みに深く嵌ってしまっている方々へ、同じ失敗をしてほしくないと思い書いております。 具体的には、今悶々と会社の上司や周囲のメンバーに対して、不満を抱えて悩んでいる多くの方々が対象です。私自身はベンチャーどっぷりの人間ですが、ベンチャー、大企業とわず、リーダーメンバー関係なく、全ての人達へお送りします。 (*後述しますが、あくまで他責にならないということの意味を当時の自分が完全には分かっていなかったというだけで、当時勤めていた企業のことを批判したいわけでは

テレワークの活用レベルに合わせた、必要な準備「まとめ」

各企業が緊急対策として、在宅勤務やテレワークを推進されていると思います。コロナウイルスが早く収束してくれることを願うと共に、これまでなかなか進まなかったテレワークの大幅な進展の機会となることを願っています。 リクルートホールディングス全社の働き方改革の責任者としての経験、大手企業の働き方改革を請け負うリデザインワーク株式会社の代表として、これまでの経験や成果をまとめてシェアしたいと思います。 今回noteを書こうと思ったのは、今回の取組の結果、多くの企業において、「テレワ

人材紹介サービスを活用して採用を成功させるためにやっていること

こんにちは。フィードフォースで人事をしていますいくみんと申します。人事・採用界隈ではリファラル採用やオウンドメディア採用など、自社の力で採用する手法に主流が移りつつありますが、並行して人材紹介も利用している企業はまだまだ多いのではないでしょうか。弊社では新卒採用で人材紹介を利用していますが、その中で人材紹介の効果を最大化するために取り組んでいることをご紹介したいと思います。私は中途採用もやっていますが、中途採用に応用できる点も多いかと思いますので、新卒中途問わず何か参考になる