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天籟(てんらい)とはどんな風に聞こえるのかな~?真の天籟を体感してみたい!
またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「荘子」のところ。
未だ天籟を聞かず。
自然の中に満ち溢れている無音の音、すなわち天の声を彼はまだ聞いていない。
至人、すなわち道の極致に達した人や、神人、すなわち神の域に達した人のみが、この天籟を聞く。
「天籟」を調べると、「風が物にあたって鳴る音」の意もあるが、ここでの天籟はきっとそういうものじゃないんだろうな?
「天然の発する音」系ではあると思うけど、「無音の音」?なんとも意味深そうで惹かれるなー。聞くというか、感じるもの?
英語だと、「sound of wind.」 「beautiful poetry.」と出てくる。美しい詩・詩情だなんて素敵。さすが天の声。
「籟」は、笛、声・響き、風が物に当たって発する音、そんな感じの意味みたい。山籟・松籟・神籟・人籟・清籟・地籟・風籟などがあるよう。
聞いてみたい、感じてみたいけど……残念ながら、そんな気配は微塵もないな。生きている間は無理そうかな?
せめて、死ぬ間際くらいで一度……。いいなー。そんな天籟の中、昇天。心地よさそうだ。死んで神の域に達する。
ふと思ったけど、儒教や道教なんかは、「神」って表現するんかな?「天」の言葉はよく見るけど。なんかあるんだろうか?
ま、そういうことで。
コメント頂いたTakeoYamamotoさんの、
「サウンド・オブ・サイレンス」というのが良いな~と思い、追記。
「sound of silence」という言葉は、1960年代のアメリカにおけるカウンターカルチャー運動の中で、大国の大きな政府に対する不信感や、運動の担い手である若者らが既存社会に対して抱く疎外感などの象徴として用いられているという。
話ずれてきたか…。
★\(^^)/☆
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