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📕10 我が道を進め

I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝


読了日 2020/6/5


著者

ズラタン・イブラヒモビッチ
1981年10月3日スウェーデン生まれ。父はボスニア人、母はクロアチア人。マルメFFでプロデビューし、アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミランでプレーする。所属した全サッカークラブでリーグ優勝を勝ち取る。(2011年当時)

ダビド・ラーゲルクランツ
1962年生まれ。スウェーデン人登山家ヨーラン・クロップの生涯を描いた「Ultimate High: My Everest Odyssey」で1997年に文筆家デビュー。以降、天才肌の個性的人物に注目した作品を書いている。


訳者
沖山ナオミ
慶應義塾大学文学部史学科卒業。翻訳者。


📕内容📕

プロサッカー選手の中で成功を収めたうちの1人の元スウェーデン代表のイブラヒモビッチの自伝。彼の貧しい幼少時代からサッカー界で1番注目される選手にまで成り上がった2011年までの人生が書かれている。スウェーデンの英雄であるイブラヒモビッチという男の夢物語。


🌟印象に残った言葉🌟

どんな道であっても「我が道を進め」

他の人と違っていいんだ。自分を信じ続けるといい。


感想

彼は38歳となった現在も選手として、イタリアリーグの強豪チームACミランで活躍している。

この本は彼の自伝ということだが、もはや暴露本に近い。名将であるグアルディオラ(現在マンチェスターシティーの監督)との確執や、移籍の裏話だったり、チームメイトとの衝突、ロッカールームでの振る舞い、家族との関係まで細部に渡って話を包み隠さず語られている。ここの部分がとにかく面白い。イブラ節が炸裂している。

彼はみんなの期待を応える存在、いや、期待を超える存在として世界中のサッカーファンに大きな影響を与えている。
大事な試合でいつも最高なパフォーマンスを発揮し、チームに得点を、勝利を、優勝をもたらしてくれている。
彼のいるチームは必ず優勝をする。どんなリーグに行っても(オランダ、スペイン、イタリア、フランス)彼はリーグ優勝の経験をしている。その数12回(2015年時点)。彼こそまさに優勝請負人だ。


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