自分の仕事にいつでも誇りを持っていたい
「#2022年のわたしと仕事」というお題を見つけて、社会人になって以降抱いていた「自分の仕事にいつでも誇りを持っていたい」という考えをを思い出しました。2022年4月に新社会人となり、しかし半年足らずで退職し、年が終わるころに新しい職場での仕事がスタート。地元の友だちとは相変わらず他愛もない話をしますが、唯一、「仕事の話をする」という変化がありました。
「どういう仕事をしているの?」
ざっくりと編集系だよ、と言うと、「動画とか?」
ううん、記事。
「記事かぁ、どういう記事を書いてるの?」
そのようなやり取りを経て、今もこれからも、誇りを持てる仕事と働きぶりをしたいと感じるようになりました。
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「記事」と一括りにまとめても、形式や内容はさまざまです。読み手としてはもちろん、作り手としても。
そして、私が考える、編集者として「誇りを持てる仕事」のキーワードは、携わる記事の種類と内容。個人的には、インタビューや取材記事に携わっていたいです(※それ以外の記事を否定するつもりはなく、あくまでも、ワ私が携わっていたい記事について述べるだけです)。リアルな情報を、目と耳を使って知って、その場の雰囲気も汲み取って文字や画像で伝えることには、唯一無二、独自性があると思っています。学生時代のインターンシップで取材記事の面白さを知り、正社員として働いた前職の仕事で「すぐに情報が古くなり流れてしまうニュース記事よりも、数年後に見ても面白く、発見がある記事を作っていたい」と考えるようになりました。
この嗜好は、日常生活での好みと似ているかも知れません。普段から、いわゆるバズる音楽やゴシップなどは好きじゃない。流行りものよりも100年以上前から聴き継がれるクラシック音楽や、数年〜10年以上前のロックミュージックが好き。ファッション小物に関しては、革製品のバッグや靴など、長く愛されるものが好き。そうした好みが、仕事で携わるものへの嗜好に繋がっている気がします。
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何をもって「誇り」と言えるか、難しいです。仕事内容が好きでも、給料や休日といった条件が悪ければ不満が募って、誇りに思えなくなってしまう。また、職場の雰囲気ややり方が好きじゃないと働きたくなくなって、仕事へのモチベが下がってしまう。どれも直接的ではないものの、間接的に「誇り」が減る原因になってしまうのではないでしょうか。
なので、上記で「誇りが持てる仕事はアレコレうんぬん」と偉そうなことを言いましたが、絶対的なものではないと考えています。職場の人と良い関係を築いて、会社のことも盲目的ではなく健全に好きになること。そして、会社のサービスを良くしたい、多くの人に使ってほしい・見てほしいと思いながら働くことが、自分の仕事に誇りを持つカギだと思います。
「仕事にいつでも誇りを持っていたい」という想いは常々あります。それを実現するために、来年以降も日々の業務に精を出しつつ、周りの人や会社とのやり取りにも気を配っていたいです。