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秋の夜長にぴったりの洋画【7選】|ニューシネマパラダイス・遠い空の向こうに ほか

絶賛秋真っ只中。夜の長さが感じる季節ですね。せっかくなので、頭を使わずボーッと観れる映画を楽しみませんか?

映画、特に洋画好きの私による独断と偏見で、秋の夜長に合う映画を7つ集めてみました。

洋画・ヒューマンドラマ・考えさせられる映画が好きな人にはぴったりハマると思います。そうじゃない方にも、新しい扉を叩くきっかけを与えられたら嬉しいです。

1. パーフェクトワールド(1993年製作)

終始淡々と進むけれど、飽きずに見られる不思議な映画です。脱獄犯ブッチと少年フィリップのロードムービーで、ほっこり和むシーンも多々あり。冒頭とラストシーンが印象的な映画の一つです。

2. 今を生きる(1989年製作)

とある先生と学生たちの話です。洋題の「Dead Poets Society」は、作中に登場する、詩にまつわる会の名前。

詩に関連して”Carpe Diem(ラテン語。英語でSeize the dayと訳される)”という言葉が出てくるのですが、直訳すると「その日を摘め」です。

”Carpe Diem”、”Seize the day”の言葉が、この映画すべてを物語っているような気がします。

単なる青春物語では言い表せられない感動が待ち受けている映画です。

3. ニューシネマパラダイス(1989年製作)

「映画好きは必見」と言われています。推されすぎて謎の反抗心から観ていなかったのですが、ふとしたきっかけで観てみました。

良い。

映画がモチーフに出てきますがそれを推しすぎるのではなくて、一人の人生を描いたヒューマンドラマというのも押し出してほしい。

イタリアの田舎町が舞台で、哀愁漂う雰囲気は必見。青年のころのトト(主人公)が格好いい。完全に主観ですみません。

もう一度、観る前の記憶に戻して、新鮮な気持ちで観て、感動を味わいたいと思う映画でした。

4. レナードの朝(1990年製作)

実話がもとになっている映画です。

名優ロビン・ウィリアムズ演じるレナードが言った、

「皆 生きることのすばらしさを忘れている
持ってるものの尊さを教えてやらなきゃ
人生は喜びだ 尊い贈りものだ」

に、この映画のすべてが集約されている気がします。

生きているとときに苦しいこともあるけれど、喜びはいろいろなところに転がっているなと。気づかずに見過ごしている楽しさや喜びに目をむけて生きることが、自分にとっても周囲の人にとっても有意義なのでしょう。

余談ですが、ロビン・ウィリアムズは、2で紹介した「今を生きる」の先生役を演じています。

5. ひまわり(1970年製作)

今回紹介する中で、1番古い映画。アマプラとかネトフリといったサイトで配信されていなかったので、観る場合はレンタルビデオ屋で借りてもらわなければいけないかもしれません。

舞台は第二次世界大戦下のイタリア。男女の恋愛話です。恋愛とひとくくりにしていいのか分からないです。社会派でもあるのかな。

観た後は「苦しい」と思いました。あくまで女側の目線の感想なので、男性側の視点に立つと、また違う感想が生まれそうです。

人との関係性の維持についてを考えさせられました。「嫌いじゃないしむしろ好きなのに、元に戻るには時間が立ちすぎた、状況が変わりすぎた。」なんてことがこの先いくらでも起きそうで、すこし寂しくなりました。

6. 天使のくれた時間(2000年製作)

簡単にいうと、「バリバリ働く仕事人の男性が、過去の分岐点に戻って恋愛や家庭を選んでいたら」の話です。

将来結婚して、旦那さんが仕事一筋で家庭を顧みなかった場合に観せたい。

と鋭い感想を述べてしまいましたが、「仕事と家庭」という、大人になったらしばしばテーマに上がりそうNo.7くらいのものが題材になっています。

心が落ち着く場面や、思わず応援したくなる箇所もあります。

7. 遠い空の向こうに(1999年制作)

諦めずにずっと挑みつづければ実る、かも、と強く訴えかける映画です。

主人公は少年たち。彼らが住む地域の家庭は、炭坑夫として生計を立てるところがほとんです。良い悪いは全くないのですが、どうしても危険と隣合わせになってしまうなど、決して裕福な暮らしが待っているとは言えない環境の中で育つ少年たち。

「挑戦したい」「諦めたくない」というものを一心に追いつづける彼らの姿に背中を押される人も多いのでは。大人になればなるほど、努力すれば叶うなんていう綺麗事などないと気づきますが、それでも「諦めずに〇〇をしてみようかな」というモチベーションを湧かせてくれる映画です。

ちなみに洋題は”October Sky(10月の空)”。まさに秋のおすすめ映画にぴったりの映画ではないでしょうか。

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以上、秋の夜長にぴったりの映画7選でした。

ヒューマンドラマ要素をメインとしつつ、単純に「良かった」だけでは終わらない、何かしら考えさせられる映画を選んでみました。


少しだけ部屋の照明を落として、ゆっくりとした映画時間を楽しんではいかが。



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