消えない悲しみがあるなら 生き続ける意味だってあるだろう
タイトルの言葉は、BUMP OF CHICKINさんの「HAPPY」という曲の歌詞を書いたものです。
曲(J-POP)というものは、必ずメッセージが添えられていると感じます。なぜなら、"歌詞"が存在しているから。
そして、そのメッセージは多種多様な捉え方があり、聞いた人の背景や知識量によって大きく変わってくるのです。
そのうえで、今回タイトルで使わせていただいた「HAPPY」に込められたメッセージはただ一つ。
”生まれてきてありがとう”。
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今回、皆さんに伝えたいことは「歌詞の意味を考えることは、すごく楽しい」ということ。
特に、一般的に”人気でない”曲の歌詞は目を見張るものが多い。
なぜなら、逆説的な理由になってしまうが、人気のある曲は万人受けするように”分かりやすい歌詞”で書かれていると推測するからです。
できるだけキャッチーに、
できるだけ歌いやすく、
できるだけリズムや曲調に気を付けて。
僕は、作曲・作詞をしたことがないから詳しいことは分からないけど、一般的に人気にある曲で”共感”をしたことは一度もない。(もちろん曲調が好きとかで聞いてたりはするが。)
話を戻すと、「歌詞」に気を付けてきくことで、”気づき”が増える。
具体的に言うと、エッセイを読んでいる気分になるのです。
即ち、”生きるうえでの武器を得ることができる”ということに繋がるのではないかと思う。
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今回、noteにこれを書こうと思ったのは、ある歌詞に一つ気づきが増えたからです。
それがタイトルである一文
消えない悲しみがあるなら 生き続ける意味だってあるだろう
無償の愛をくれていた母が亡くなった経験をしたからこそ、感じるものがそこにはありました。
「いつかくる喜びを、生き抜いて感じよう」
という意味だと解釈していたものが、もう一段深い意味。
「消えない悲しみがあるなら”消えない”喜びを、与え・受け取るために生きよう」
という解釈に変わりました。
そして、”消えない”ためのキーワードが”無償の愛”なのではないかということも。
自分の経験を通して、感じ方が変わる。
そこが面白いのです。
そして、ぜひ曲のストーリーを感じてみてください。
この曲の歌詞では、
悲しみが消えるなら、喜びだって消えるだろう
という消極的な考えからスタートしているもの。
共感を感じたからこそ、光を感じられたのです。
一人で悩むことが増えたあなたへ。
夜に考え込むことが多くなったあなたへ。
ぜひ、歌詞に注目して聞いてみてください。
BUMP OF CHICKENさんの「HAPPY」
「HAPPY」で感じられる思いが、今の僕の武器です。
ではでは。