人質は今日のぼく
9月9日の日記。雨、そして嵐。
人質は今日のぼく
ゆうべ、どうしても本が読みたくて、書きかけのnoteを完成させたくて、仕事をできる限りおわらせたくて、とにかくやりたいことがたくさんあって、そわそわしていた。
家族みんなで晩ごはんを食べて食器を洗ったあと、夫が次男を寝かしつけているあいだ、長男とリビングに出したトランポリンのうえでごろごろしながら、内心「はやくあーくんが眠くならないかなあ」なーんて思っていた。
そうしたら、それを見透かしたように、長男が「ママ、一緒にレゴブロックで遊ぼうか」と言う。
わたしは『レゴブロックを使って一緒に何かをつくる』のは大好きだけど、『できあがった何かを使ってごっこ遊びをする』のが、実は苦痛で苦痛でしょうがない。これが得意なのは夫で、彼はいつまででも5歳児とごっこ遊びができる。そんな頼りになる夫は、いまは不在。どうしよう。
なんとか回避したくて、「でも~」とか「ママはつくるのはいいんだけどさ~」とかごにょごにょ言っていたら、彼は真面目なかおで、
「でもさ、ままがおばあさんになるころには、もうレゴであそぼって言わないんだよ。今だけなんだよ。」
と言う。
はい、失礼しました。
しっかり遊ばせていただきました(でも苦痛ではあった)。
ウミガメさんと夫の愛
今日、晩ごはんのあと、とてもとてもお腹が痛かった。
トイレにこもってうんうんうなっていたら、子どもたちがかわるがわるドアのところまできて、わいわい騒いだ(記憶にないくらい痛かった)。
(やめて・・・腹にひびく・・・でも声を出す余裕がない・・・)
と思っていたら、夫が「ママをほっといてやりな」と一喝して、普段は担当したがらない子どもたちの歯磨きとトイレをさせてやって、
「子どもたち、俺が寝かせるなり遊ぶなりしとくからね~、ウミガメさん」
という。
もうろうとした頭で、なんのこと・・・?と思っていたのだけど、「ああ、産卵か・・・」とさっきわかりました。
わたしたちは最近なかよし。