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ちょい読み 2025/ 2/ 9



・ 『BLOF理論で有機菜園』 三澤明久 著(農文協 2023)

   ー初めてでもうまくいくしくみー 小祝政明 監修

  【千夜千冊・以外】

BLOF理論は、小祝政明氏が長年の研究の末たどりついた栽培理論です。
BLOF(ブロフ)とは、
「Bio Logical Farming」(生態系調和型農業)を略したもの。
簡単に言うと、化学肥料や農薬づけで作物本来の生き様をねじ曲げる
のではなく、作物の生理、自然の法則や原則に寄り添う栽培をすること。
自然界に当たり前に行われているや循環を、
科学的根拠に基づいて手助けする、または促進する栽培方法です。

P. 140

BLOF理論は、
会社員をやめ、有機農業をされている知人に教えていただいた。
家では、コープ自然派から食材を入手しており、
来月から、春野菜の苗、培土、肥料の期間販売をされるそうで、
私も「小松菜」からはじめます。プランターで、春より。

化学肥料は余剰炭水化物を大幅に減少させる
1.細胞を守るセルロース(外装材)が減少
2.ワックス減少で耐病害虫性低下
3.ファイトケミカルの一種:ファイトアレキンの減少

高品質・多収穫・無農薬を達成するためには
1.土壌分析&施肥設計で光合成最大化!!
2.有機栽培(アミノ酸)でエコ栽培
3.水溶性炭水化物の吸収で量、質、耐病害虫性UP!
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根の張りを良くする土壌団粒構造

  ☆ 窒素肥料ではなく、アミノ酸肥料というのがポイント!


・ 『貧困と脳』 鈴木大介 著(幻冬舎文庫 2024)

   ー 「働かない」のではなく「働けない」 ー

  【千夜千冊・以外】 86 / 246 頁

   大学途中で、脳の機能障害により、退学した話をきいた。
   一人だけではなく。
   発達障害とか、高次脳機能障害とか、よく知らないけど、
   発達障害が先天的、なんですかね。
   高次脳機能障害は、著者曰く、後天的に。
   発達障害も症状が様々のようですが、
   例えば、著者の症状(高次脳機能障害)では、
   コンビニでの支払い。いくらと言われるか、レジ表示をみるか、
   その時は記憶するが、財布の中身をみる途端に、金額を忘れる。
   短期記憶障害なのでしょうか。
   ピアニスト、キース・ジャレットが1990年代後半の症状
   「慢性疲労症候群」も同じような症状なのかもしれない。

   スマホの利用が原因か、電磁波なのか、
   または、食品添加物の問題なのか、
   どれが原因か分からないくらいリスク高負荷の日本。
   発達障害や、高次脳機能障害の原因は良く分かっていないよう。

   昨日、出来てた仕事も、今日は出来なかったり、
   そして、明日は出来たりと。
   脳の状態が日々変わり、ムラがあるようです。
   それで、周りからは、さぼっていると思われるそうな。

   ただでさえ、生きにくい日本。
   このような脳の状態であれば、
   自責・自罰してしまうかもしれないが、
   著者は、そうあってはならないし、周りの人の理解が必要だと。
   
   しんどい社会。身近な化学物質には気を付けてほしい。