さて、朝から有害重金属の話なんてヘヴィー過ぎますが、
自分ルールで、今日パソコンを使える時間帯は、午前中だけですので、
キーボードを打っていきます。
著者:大森さんは、化学から医者になられた方で、公害問題にお詳しく、
このような本を出された。19年前ですが。
公害問題って、昭和30年代、40年代の話でしょ。
いやいや、裁判はずっとやってたし、今も完結しているのかどうか。
その訴訟話とは別に、重金属は、あらゆるところから入り込む。
まぁ、水道がメインなのか。
重金属汚染の現状把握から、重金属の排出メカニズムの話、
その後、大森さん考案なのでしょう。
こういったサプリつくってます、といった流れ。
私は、薬もサプリも飲みたくないので、買いませんが、
現状把握は必要かと。重金属だけでなく、
様々な化学物質による汚染があるけれど、まずは、知ることかと。
記憶の片隅にある「重金属汚染、公害」という概念は、
実際、脳の片隅に有害物として残存しているからなのかもしない。
まだ「重金属公害」は終わっていないようだ。
有機水銀中毒で現れる症状と自閉症の症状が似ているそうです。
心の障害ではなく、脳が有害成分で侵されて発症。
自閉症該当は、増加傾向にあるとききます。
水銀はどんどん濃縮されていく。
私は大型魚をいただく事をやめてます。
食物連鎖により、カツオやマグロの大型魚にいくつくころには、
水銀量も増えてます。
私が幼稚園児だったころ、虫歯のため歯医者に通い、
両方の奥歯に銀歯を詰めました。これ「水銀アマルガム」かもしれん。
水銀の次は、鉛だが、とりあえず、共犯者についてのみ。
(古い水道管設備は鉛製との記載もありました。)
つづいて、カドミウム。
注意しようがない。
無農薬の有機農法であっても、農業に使用している水が汚染されていれば、
ハイ、それまぁでぇよぉ。
玄米の糠の部分に、重金属がたまるんでしたよね。
私は、無農薬の玄米からミネラルをとり、一方、有害重金属も摂取「しているのでしょう。もう、安全な食べ物なんかないから、自分で人体実験です。
生きるためには、有害リスクがあろうが、食べないと。でも、有害度が高ければ寿命は縮む。
第5章から、有害な重金属に対し、どうしようか。こんなの効きそうだという話になっていく。
ただ、農薬野菜の場合、どこまでメリットが削られるのかは分かりません。
また、無農薬であっても、食物を育てるのに使用される水は、PFASほかの有害物質に汚染されてますので、これでもメリットが削られる。
食物を育てるのに、浄水を使用するのは、経済的に無理ではないか。
水道水の水よりは、ミネラルウォーターの方が良い、と2005年時点で著者は言われてますが、現状、ミネラルウォーターも樹脂成分の溶出とか言われてますので。その他に、有害成分混入のニュースも最近ありました。
著者は、水道水の浄化には、「逆浸透膜浄水装置(ROS)」が良いと言われてます。流しの蛇口に取り付けるもの。二十年前で、約20万円。初期投資はそれなりに高い。でも、取り付け浄水器って、この位の価格なんでしょうか。現状なら、30~40万かな。ランニングコストは、いかほどでしょうか。
塩素、細菌、ヒ素、サビ、トリハロメタン、硝酸性窒素、ダイオキシンなどを除去するようです。
シャワーやお風呂に使う水にも、取り付けるのが良いですが。そこまで経済的余裕ないですよね。
尻切れトンボになりますが、アンダーラインしたのは、このあたりかと。
重金属が体に入ってくるのをできるだけ減らし、
少しずつでも重金属が出ていくように促したい。
(誤字・脱字、ご勘弁ください。)