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今週・来週・再来週の研修講師強化期間

 私は、税務・社会保険・ライフプランなどの講師をする機会が多いのですね。

 税理士資格は保有していませんが、社会保険労務士CFP・1級FP技能士の資格は保有していますし、事務周りの部署にそれなりの期間在籍しており、そんなこともあって、業務にかかる税務知識を一定持っているという認識を周囲から持たれているからです。

 私の勤務する業界は、保険業界ですから、その周りの税務知識なわけですが、結構特殊性が高く、プロの税理士でも、保険周辺の税務知識は見識があるとは限らないと言われています。

 私は、実は、税務(調査・研修)を主に担当する部署から、長い間、離れていましたが、その間も、税務に関する知識をインプットし続けていたことから、この4月に実に7年ぶりに戻って来たとき、知識のブランクはほとんど感じませんでした。

 しかしながら、その7年の間に、つまり、コロナ禍という未曾有の事態を経て、大きく変わったものがありました。

 それは、研修方法が、いわゆる対面・紙資料によるものから、オンライン・PCデータによるもの(中心)に移行していたのです。

 こんな文章を書いていますが、私は、PCがかなり苦手で、自宅には、自分用のPCがありません。

 この文章は、現在のワープロとも言うべき、キングジム社製の“pomera DM250”で、綴っています。

 単純なテキスト文書を打つだけならば、機械の立ち上げや入力も早く、日本語変換能力もすこぶる正確で、これほど執筆に関して、楽なマシーンはないと思っています。

 PCは、複数回、購入したことはあるのですが、通信接続がうまく行かず、購入からほどなくして、行政推奨のPC廃棄業者経由で処分してしまいました。
 ※だって、動かないモノを持っていたって仕方ないじゃないですか。PCソフトの更新期限が切れるタイミングで捨てました。PCソフト契約の解約はキチンとしましたよ。

 そんなこんなで、パワーポイントだの、Teamsだの、コロナ禍を過ぎた後の世の中において、常識となった技術には、私は、ほぼほぼ取り残されている状態で、かつての部署に戻って来たのでした。

 幸いなことに、税務周りの知識のアップデートは、相当部分できていましたが、PC環境の激変には、かなり面食らいました。

 以前いたときは、ワードの縦型文書中心で、少々エクセルくらいでしたが、それが、パワーポイントの横長の文書で、しかも、それを投影しての研修が中心になったのですね。

 また、以前の研修は、対面中心(リアル)でしたが、それがオンラインが中心になり、遠隔地とのやりとりも、旅費(金銭面)や旅行日(時間面)を費やすことなく、各地の拠点に集合していただくくらいのことさえ(あるいは、自分用のPCを開きさえ)してもらえば、研修が開催できるようになったのです。

 で、4月以降、困ってしまったのが、パワーポイントやTeamsの操作です。

 他の人にとっては、今や、常識以外の何物でもないPC操作が、極々簡単なことすら、わからないのですね(T_T)。

 パワーポイントについては、ページのコマ送りができるレーザーポインターを即購入し、ちょっと講師らしくしてみました。

 Teams操作は、不慣れなところは、未だ道半ばですが、今週から始まり、来週・再来週と続く、研修講師強化期間の中、「習うより慣れろ」の言葉どおり、「要は“場数”でしょ☆」と思い定め、徐々にPCによる講師に慣れるようにしています。

 いい年なんですが、わからないことは、恥を忍んで、周囲に聞き、今週の中でも「尻上がり」に講師技能が上がっていると(勝手に)思っています。まぁ、お気張りなはいや♡。

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