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【読書記録】ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て
こんにちは、なつめです。
ジェンダー平等と言われる現代。
自分の生き方だけでなく、子育てにおいてもそれを考えていく必要があります。
わたしには小学2年生の息子がいます。
我が子には自分らしくのびのびと生きてほしい。
我が子だけでなく、この地球に住む子どもたちみんなに対しても、そういう想いがあります。
今回ご紹介する本から、子供の個性を大切にする育て方を学びました。
『ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て
多様性と平等を育む10の提案』
◼️ジェンダー平等って?
まず、最近よく耳にする「ジェンダー」という言葉。
「ジェンダー」とは「男女の社会的・文化的性差を考えるときに使われる概念」です。
そして、「平等」とは「多様性を受け入れること」。
では「ジェンダー平等」とは?
それは、「性別にかかわらず全ての人々の存在を認め、等しく価値ある存在として受け入れていくこと。」です。
◼️10の提案
では、ジェンダー平等な子育てにはどんなことが必要なのでしょうか。
著者であるセシリエ・ノアゴーさんの提案は10個あります。
①「男らしさ」「女らしさ」の呪縛を解く
②新しい言葉で新たな現実を紡ぎ出す
③根拠のない思い込みに気をつける
④性のあり方を決めるのは子ども自身
⑤多様な社会を映し出す別の物語を語ってみる
⑥友達づくりは男女の枠を超えて
⑦子どもの過ごす環境を創造的な視点で見直す
⑧おもちゃ遊びも、その子らしさを大切に
⑨多様な人の姿、性のあり方を学ぶサポートを
⑩まずはあなた自身が変わることから
提案を改めて見ていくと、グサグサと心に刺さるものもあります。
特に刺さったのがこの3つです。
①「男らしさ、女らしさの呪縛を解く」
③「根拠のない思い込みに気をつけて」
⑧「おもちゃ遊びもその子らしさを大切に」
これらの提案は今までの子育てを見直すきっかけとなりました。
◼️ジェンダー平等な子育てをする
これまでは、やはり無意識に「男の子だから乗り物が好きだよね」「色は青とか黒がいいよね」などの根拠のない思い込みがあったように思います。
幼児期に車や電車のおもちゃで遊んでいたり、黒のランドセルを選んでいる息子にホッとしている自分がいました。
しかし息子は、かわいいぬいぐるみを集めたり、おままごとが好きだったりもします。
ジェンダー平等を知る前は「男の子なのに?」と思って、正直、否定することもありました。
でもそれは間違っていたのだと、ジェンダー平等を学んで気づきました。
息子の意見を尊重すること。
息子の個性を認めること。
このことを心に留めて、これからも子育てに励んでいければと思います。