【デザインスキル】マーケティング
こんにちは!今回も学んだことを書いていきます。
デザインスキルということで何の?となりますが、何かのビジネスを始める上で必ず人を集めなければならない。
このマーケティングの部分で重要な「考え方」のスキル
→デザインスキルを学んでいきます。
◆ピカソとゴッホの絵
左の絵はピカソの絵です。右はゴッホです。
昔の絵というのは風景画が主流。目に見えるモノを描いていた。
ただ、ピカソは奇抜な絵を描いていた。
そしてピカソとゴッホでは絵の売れ方が全然違いました。
ゴッホは死後に絵の価値が評価されていますが、生前はほとんど売れず貧乏だったそうです。
2人にはどんな差があったのでしょうか?
絵をビジネス的に見ていきます。
風景画が主流だから、競合(他の画家)も同じように描いていた。
なので、競合と同じモノを描いていたら埋もれていくだけ。。。
他と違うことをやる必要がある。
当時、絵を購入する人は富裕層です。
→富裕層向けに施策を打つ
ピカソが着目したのはワインです。
→シャトー・ムートンのラベルに絵を貼る。
ワインを飲むのも富裕層であったため、間接的に施策を打ちました。
ますはワインのデザインとしての価値を認めさせる。
そうすることで認知が広がり、単体で売った時も爆発的に売れました。
◆デザインの定義
ではデザインとは何なのか?
あるモノ(今までの常識)を破壊して、新しいモノを定義すること。
ファッションでも当たり前が常に変化しています。
もちろんファッションだけではありません。
例えばワークデザインについて、リモートワークやテレワークもそうです。
今回のCovid-19で出社して一堂に会して会議を行うという当たり前が変わりました。
ライフデザインでは、一つの会社に就職をして定年まで勤め上げるという考え方ではなくなりましたね。副業やフリーランス、起業をして好きなことを仕事にする。
こういったこともマーケティングにおけるデザインスキルに大きく関わってきます。
一旦、まとめると上記のように
既存のモノやコトに『何故?』
WHY?を常に持つことが大切です。
そういった意味では反抗的な人ほど成功するといえます。
WHYを常に持つという点では、
言われてやるコト=業務
考えてやるコト(デザインスキル)=仕事
ということも忘れてはいけません。
WHYを持ち観察をする。そして発見をし、改善を実行する。
考えてやること(デザインスキル)が必要ということですね。
そしてビジネスとデザインは違います。
以前は言われたコトを実行して、分析をし改善するでよかったかもしれません。
しかし、現在はそこだけでなく「不」を見つけ企画をし、つくっていくという部分
→デザインスキルが求められます。
タクシーは道でずっと待っていないといけないのか?
不便だ!効率が悪い!→ここがビジネスの種だ!
Uberなどが生まれています。
どんな椅子を描きますか?
上の図の質問に答えると、左の絵が多いのではないでしょうか。
ビジネススキルしか持っていない場合
→使用用途しか考えない(座る)
デザインスキルを持っている場合
→使用用途+付加価値を発見する(座る+くつろぐ)
先ほど出しましたビジネススキルでは、
クリティカルシンキング(物事を解決)が大切です。
座る場所がない⇨座る場所を提供
しかしデザインスキルでは、
クリエイティブシンキング(物事を発見)が求められます。
座る場所がない⇨くつろげる場所を提供
◆クリティカルシンキングとクリエイティブシンキング
クリティカルシンキング=収束思考
縮める思考です。
クリエイティブシンキング=拡散思考
・あらゆる事実があって解決に向けて収束させるクリティカルシンキング
・いろんなものがある中でそこで何かを発見し、アイデアを広げていくクリエイティブシンキング
文系・理系といった具合に左脳・右脳というふうに分かれています。
❶クリエイティビティ人材(今ないモノを創り出す)
❷イノベーション人材(今あるモノに対して革命を起こす)
電球は元々あった。それを世の中に広める為にフィットさせたのがエジソンです。→イノベーション人材。
しかし、やはりクリエイティビティとイノベーションの両スキルが重要になります。
ではそのようにビジネスにおける右脳・左脳を使い分けるのか?
◆ダブルダイヤモンド思考
世の中のビジネスは全て”不”に対して創られる
課題があって、どのような解決策があるか広げる、そして収束する。
そこからどうやって解決策を講じるのかアイデアを広げて、また収束する。
ダブルダイヤモンドといったのは上の図のようにまとめられるからです。
◆デザインシンキング
デザインシンキングの定義は、
人は何が好きか、何が嫌いか、何を求めて、何を除外したいのかを徹底的に理解し、イノベーションに繋げることです。
不を見つけることができれば、
先ほどのダブルダイヤモンド思考のフレームワークを当てはめていきます。
では、”不”をどうやって見つけるか?
そしてどうイノベーションを起こしていくか?
こちらもフレームワークを用います。
Emphasize・・・共感
Define・・・問題定義
Ideate・・・発想
Prototype・・・試作
Test・・・検証
EDIPTです。
では例えばワインに対して、共通している「不」は何でしょうか?
ワインって1人では全然飲めない。コースだと時間がかかるし。いろんなワインを飲み比べしたいな。
といった「不」を見つけたとします。
実際にCoravinがありますね!
では次に、就職活動で考えてみます。
書いているとわかった気になりやすいテーマでした。
しかし実際にアウトプットする、落とし込むとなるとぼんやりしちゃうなと思う「デザインスキル」でした。
見直して実践の繰り返しですね!
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。