汝、星のごとく
ここの所何年振りかの読書にハマっています。笑
何か本を読みたいと思い本屋さんで前面に押し出されてた凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」
本の見た目からもセンスが飛び抜けていて、即決で購入し、、なんと2日で読破…!
そこまで、私は読書好きではなかったのですがこれを機にハマりそうです^_^
この本は、年齢毎に目線毎に分けて書かれているのでとても読みやすく、エピローグを読んだ時にプロローグの全てが拾われていてとても感動致しました。
凪良ゆうさんの選ぶ言葉のセンスに何度も鳥肌が立ち、美しく読みやすくページを捲る手が止まらない止まらない笑
___わたしは、愛する男のために人生を誤りたい。
___ まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない
読み終わった瞬間に溢れる涙も読んでる時は夢中になりすぎて忘れてしまうほどです。
本の内容は、いわゆる毒親を持つ、恵まれない境遇を過ごしてきた男女による愛の物語。いや、愛の物語というより人生の物語です。それくらい壮大です。
[誰が許さないの?]
[自分の人生を生きることを、他の誰かに許されたいの?]
本当に素敵。このセリフの主は自分の父親の浮気相手です。それも含めて、心に響く何かがあります。(浮気も自由とかそういう話ではなく)
「一度きりの人生、他人の目を気にして生きることに何の意味があるのだろう…」
この本を機に、20歳、大学三年生、就活という人生のターニングポイントを迎える私にとって自分を見つめ直そうと思えた本でした。
是非。