誕プレ
誕プレとは、誕生日プレゼントのことだ。長女や次女が、よく、使っていた言葉だ。
昨年の、誕プレ。これは、驚いた。
我が家では、みんなの誕生日は、LINEで祝い会う。そして、子供たちの誕生日には、ホールの誕生ケーキを、みんなで囲み、歌を歌って、お祝いをする。本人が、我が家にいれば。今は、もう、長男も、長女も独立していて、なかなかできなかった。また、少し前は、次女は、スポーツをやっていて。高校時代は、寮生活と合宿で、家でみんなが集まるということは、なかなか、できなかった。
それくらいで。
去年は、家内と子供たちの計らいで、思いもしないものをもらい、ただ、驚き、嬉しかった。
ところが、今年は、さらに、驚いた。
突然、こんなものが、届いたのだ。
何かの間違いだと思い、事務局に電話すると、長男が、私のために、申し込んでくれたらしい。
長男は、時々、家族に、プレゼントを、くれる。
この記事も、そうだ。
この記事も、そうだ。
そして、帰宅時、6月に、こんなものを、お土産に、くれた。
長男には、愛情深く接しきたつもりだが、幼い頃から厳しくし過ぎて、辛い思いを、たくさん、させてしまった。
これは、後悔しても、し切れない。
そんな長男だが、家内と、長女、次女のお陰で、家族との関係を、濃く、深く、持ってくれている。そして、よく、帰省してきてくれる。
私が若いときは、あまり、両親と連絡を取らなかった。親不孝息子だ。だが、それに反して、長男は、家族のことを気にかけてくれて、有難い。
夏休みに入り、試しに、飲んでみた。
長男の思いが、五臓六腑に沁み渡り、何とも言えない、至福の感覚だった。
長男との思い出が、一番、詰まっているのは、やはり、この、腕時計だ。
長男の、お古の腕時計を、私は、している。
どうしても、処分できないのだ。
まだ、動くのに。
心の中の、リトルkojuroが、ボソッと、つぶやいた。
でも、かなり、使い込んでいるよな。
時計自身は、もう、お役御免で、いいと、思っているのかも知れないよ。
そうだな。
でも、もう一度だけ、してみたいのだ。
まだ、動くのならば。
色々考えて、この腕時計を、復活させる手だてを考え、実行した。
家内は、こう言う。
もう、新しいのに、したら?
リトルkojuroと、同じ意見だ。
この、腕時計の話しは、また、次の機会に、書くことにしよう。
そして、この、ビールサーバーの話も、また、いつかの機会に、記事に書くことにしよう。
長男の心持ちが、なんだが、暖かい、夜だった。