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初ハーフマラソン走ってきました

先日、ついにハーフマラソンを走ってきました。21km以上走るというのは1年前の自分からは想像がつかないことでしたが、一度事前にヘロヘロになりながらも走っておいたことが自信につながりました。

(なお、具体的な大会名やタイムはここには書きません。というのも、名前とタイムのリストが誰でも見られる所に書いてあるので、身バレするおそれがあるからです。先月の練習よりは調子よく走れた、とだけ言っておきます)

数百人で一緒に同じ距離を走るという、初めての経験。10kmの時はそこまで多くの人とは走らなかったので…。そのため目標タイムの速い人から前の方に並ぶという感じでした。しかし号砲から10秒以内にはスタートラインを越えられたので、ほぼロスなくスタートできたといえるでしょう(大きな大会だと、この時間差が数十分単位になることもあるとか。いわゆるグロスタイムとネットタイムの差です)。

序盤はみんな体力があって飛ばしていくので、ちょっと気持ちが焦りますが、大丈夫。飛ばしすぎたら後半が辛いことは先月実証済みです。ランニングのYouTuber諸氏も口々に同じことを言っています。ということで目標タイムを21kmで割ったペースを維持するように、落ち着いて走ります。本当にどんどん抜かれます(笑)
とりあえず10kmまではこの感じで行って、10km超えて体力が大丈夫そうだったら気持ちペースを上げても良いか、という作戦です。それでも、実はペースは先月の練習よりも速い件。周囲が走っていると走れてしまうんですよね。

同じくらいのペースで走っている人が目の前にいたので、その存在を意識しながらぴったり後ろに着く感じで走ります。最初の10kmはずっとそんな感じでした。

10kmを超えてくると、徐々に周囲が遅れ出します。明らかにバテている人が増え、しまいには目印にしていた前のランナーさんも遅れてきて、追い抜いてしまいました。もうここからは手元のランニングウォッチを見ながら、ペースを崩さないよう自分で調整するしかありません。とはいえこの人数が走っていれば常に視界に誰かがいるので、頑張ろうという気持ちになります。

最後の5kmは果てしなく長く感じました。しかし練習の時と違って、明らかな体の不調やペースダウンはなく、「ここまでちゃんと走れてる!」という感動を覚えました。ここまで気が張っていたところ、目標タイムをクリアできる見込みが高くなり、そういう意味ではちょっと気持ちに余裕が出た面もあります。しんどいんですけどね。
ハーフマラソンを走る人の動画をYouTubeで見ていたら「百里を行く者は九十を半ばとす」(90%まで行ったところでようやく半分という気持ちで臨むべきだ)と言っていたのですが、その気持ちがとても分かります。最初は飛ばしたいのを我慢して抑えていたくらいなのに、最後はもう気力を振り絞ってという感じで。それでも、あと1割なら走れる、走っていれば終わるんだという気持ちで走りました。

終わってみれば、練習のタイムどころか目標タイムもクリアし、初めてにしては十分すぎる結果になりました。ゴールした後は倒れたり座り込んだりは無かったのですが、なかなかその場から動けずといった感じで、振り絞ったなあという状態です。

お昼のレースだったこともあり、朝食の後はゼリー飲料かブドウ糖ラムネくらいしか食べておらず、家に帰り着くまで待てずにとりあえず何か食べたい気分に。帰り道のすき家で食べた「やわらかチキンカレー」が、めちゃめちゃ体にしみていく感じでした。こんなに満足感のあるカレーは、もしかすると初めてかも。

すき家のチキンカレーでひとり慰労会。

そして帰ったら700mlコーラを飲む。やり切った後のコーラは美味いな!1本飲み切ったとしても今日は許される。

まあ、調子に乗らずに今後もぼちぼちやっていきますよ。期待しないで見ていてください。


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