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ニンニク
特徴
ニンニクは、ネギの仲間の香味野菜。生で食べると刺激が強く、火を通すと特有の香ばしさが生まれ、肉などの臭みを消し料理に食欲をそそる香味をつける。香味野菜の代名詞的存在であり、中国料理、韓国料理、イタリア料理、フランス料理など様々な料理に用いられる
歴史
日本には中国を経由して奈良時代頃にはもう伝わっていたとされ、古くは紀元前3000年以上も前に古代エジプトからギリシャなどではすでに薬用として栽培されていた
生産地
青森県、北海道、香川県、岩手県、宮崎県
中国、インド、バングラデシュ、韓国、エジプト、スペイン
6月から8月にかけての夏が旬
5月中旬頃から6月にかけて収穫後間もない新ニンニクが出回り、これはみずみずしくこの時期だけに楽しめる
栄養素
アリシン、スコルニジン、ビタミンB6、セレン
効果
疲労回復、滋養強壮、新陳代謝を促す、疲労回復、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、がん予防、血栓予防、老化防止
調理
ニンニクをつぶしたり、細かく刻んだり、加熱すると栄養成分を効率的に摂取できる。ビタミンB1の吸収を助けてくれるアリシンは、ビタミンB1を含んでいる豚肉との相性が抜群
注意
ニンニクは成分が強過ぎるため摂り過ぎると胃腸に悪影響を与える事もある。生のニンニクの強烈な香りと辛味は、刺激が強過ぎて胃壁などを痛める場合がある。タマネギと同様にイヌやネコなどの動物が食べた場合には血液中の赤血球が破壊され、血尿、下痢、嘔吐、発熱を引き起こすことがある
ニンニクの芽
カロテン、食物繊維、ビタミンC、免疫力を高め風邪などの予防や美肌対策にも効果的