サツマイモ
特徴
ヒルガオ科サツマイモ属の植物
本州などの温帯地域では開花しにくく、品種や栽培条件によってまれに開花する程度である。また、花の数が少なく受粉しにくい上に、受粉後の寒さで枯れてしまうことが多い
歴史
南方ないしは中国から琉球国に伝わり、それが薩摩藩領で栽培され諸国に伝わった説がある。本州を中心にした社会では、伝来の経緯から当初リュウキュウイモ(琉球芋)カライモ(唐芋)またはその色から赤芋と呼ばれていたが、江戸幕府が薩摩藩から入手し、全国に栽培を奨励して以降は「サツマイモ(薩摩芋)」という呼称が普及した
生産地
鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県
中国、ナイジェリア、ウガンダ、インドネシア、ベトナム
栄養
ビタミンC、食物繊維、ビタミンB1、カリウム、ビタミンE
ビタミンCはリンゴの約7倍
効果
便秘予防、むくみの原因を排出、生活習慣病予防、抗酸化作用
調理
皮ごと食べることで、皮に含まれるビタミンCやポリフェノールを摂取できます。ビタミンCが逃げないよう無駄なくとるためには蒸し料理や煮汁ごと食べる料理が適している
原料
サツマイモからはデンプンを取ることができ、春雨、水飴、くず餅が使われている。またサツマイモは焼酎の原料としても利用されている