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日常の美ってこういうことかもしれない

最近読んだ本に感化されてます。

「ふつうの暮らし」を美学する 家から考える「日常美学」入門。

青田麻未・著

片づけの仕事を生業にしているので、暮らし関連はとても興味があります。
そして、私も「これは美しいな」と思う瞬間があるので、共感できました。
本の感想ではなく、私が思う日常美学について書いてみます。


日常を美学する

日常って、特別ではない日のことだから、ハレとケでいうところのケの日。
繰り返し繰り返し過ぎていく毎日のこと。

ケの日

でも、淡々と過ごしてしまってはもったいないと思うこともしばしばで。

こんなきれいな夕日はなかなか見られない。

紫色の空

夕暮れの空を見ていると、今日も平常の1日が過ごせたことに感謝。


部屋が整っている。
太陽の日差しが温かい。
そんな日常の佇まいを美しいと感じます。

特別高価な家具でもなく、嫁入り道具のダイニングテーブルは、すっかりアンティークの域。
それでもお気に入りの家具は、私の心を豊かにしてくれます。

セットの椅子が壊れてしまったので、新たに買い求めたのはカリモク60+。
色合いとデザインが気に入りました。

カリモク60+

整列している姿に美しさを感じます。
これは掃除機の為に移動させたのですが、思いがけずかわいい。

ロボット掃除機が動きやすいように

いちいち移動させるのは手間がかかりますが、こういうシーンが見られるから、そのひと手間も楽しい時間です。



ハレの日

3月3日は桃の節句ですね。
我が家もお雛様を飾って、娘の健やかな成長を願います。

毎年飾る雛人形。これはハレ。

昨年の写真です

1年に1度しか飾らないけれど、この季節が来たらインテリアも特別です。


今年はこちら

あしらい方は毎年違って、三段飾りを部屋一面に飾る年もあれば、今年のようにお内裏様だけの年もあります。


年数が経ってもきれいなお顔

これこそ日本の美。
美しさを愛でながら、お祝いします。


飾り方にも一工夫

クロスの端が飛び出ています。

これはこれで柄が見えていいのですが、やっつけ仕事みたいで気になります。


そっと中に折ってさりげなくクロスの端まで気持ちを込めて。
美は細部に宿るって言いますから。(いや、神は細部に宿るですけど)


簡易的だからこそ、丁寧な仕事で飾りたいですね。

こういう飾りつけをしている時が、私の幸せな時間。
ハレでもケでもウェルビーイングなひと時は、私の心を豊かにしてくれます。

美は日常に宿ります。

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