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リーダーになって調子を崩すエンジニア

以前の職場で、新米リーダーから以下のような相談を受けたことがあります。

最近、調子が悪いんです。
以前のように仕事を素早く進められません。


優秀なエンジニアほど、この壁にぶつかる傾向にあると感じます。





《優秀なエンジニアはマルチタスクが得意》

人間は、コンピュータと違い基本的にマルチタスクが苦手です。

ブログ『東からの放浪者』より


しかし、優秀なエンジニアたちは、このタスクスイッチをそつなくこなしてしまいます。彼らの仕事が早い所以です。

だからこそ彼らはリーダーに抜擢されるのですが、そこには落とし穴があります。


《メンタルのスイッチは早く出来ない》

頭の切り替えが早い人でも、メンタルのスイッチを早くできる人はいません。

家族が入院しているときに、
それをすっぱり忘れて仕事に集中することができますか?


リーダーになると、複数の心配事に直面します。

  • スケジュールの遅れ

  • 外部との交渉

  • メンバー間のコミュニケーション

  • ユーザーからのクレーム

これらに加え、プライベートの心配事まで加わってしまったら、どんなに優秀な人でもメンタルが壊れてしまいます。

素材提供:Adobe Stock

私も一時期、「開発チーム」と「品質管理チーム」のマネジメントを同時に行う羽目になったことがあります。一日おきに仕事を切り替えても無理でした。(^^;
この 2 つのチームは、心配事の種類が全く違ったからです。


そして、リーダーが倒れてしまったら、チームそのものが動けなくなってしまいます。


◎抱えられない心配事は人に任せよう

もし、複数の ”心配事” を抱えてしまったら、仕事を人に振ることを考えましょう。
どんなに頼りないと思ってたメンバーでも、心配事をひとつ抱えてもらうだけで、仕事がぐっと楽になります。

素材提供:Adobe Stock


極端な話、任せた仕事の質などどうでもよくなります😅
心配事をひとつ引き受けてくれただけで、心の底から感謝したくなります。


《「人を動かす仕事」の本当の意味》

「リーダーは、人を動かすのが仕事」と言われることがあります。
その真意とは、以下なのです。

あなたのメンタルとチームを守るため

素材提供:Pixabay




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