リーダーになって調子を崩すエンジニア
以前の職場で、新米リーダーから以下のような相談を受けたことがあります。
優秀なエンジニアほど、この壁にぶつかる傾向にあると感じます。
《優秀なエンジニアはマルチタスクが得意》
人間は、コンピュータと違い基本的にマルチタスクが苦手です。
しかし、優秀なエンジニアたちは、このタスクスイッチをそつなくこなしてしまいます。彼らの仕事が早い所以です。
だからこそ彼らはリーダーに抜擢されるのですが、そこには落とし穴があります。
《メンタルのスイッチは早く出来ない》
頭の切り替えが早い人でも、メンタルのスイッチを早くできる人はいません。
リーダーになると、複数の心配事に直面します。
スケジュールの遅れ
外部との交渉
メンバー間のコミュニケーション
ユーザーからのクレーム
これらに加え、プライベートの心配事まで加わってしまったら、どんなに優秀な人でもメンタルが壊れてしまいます。
そして、リーダーが倒れてしまったら、チームそのものが動けなくなってしまいます。
◎抱えられない心配事は人に任せよう
もし、複数の ”心配事” を抱えてしまったら、仕事を人に振ることを考えましょう。
どんなに頼りないと思ってたメンバーでも、心配事をひとつ抱えてもらうだけで、仕事がぐっと楽になります。
極端な話、任せた仕事の質などどうでもよくなります😅
心配事をひとつ引き受けてくれただけで、心の底から感謝したくなります。
《「人を動かす仕事」の本当の意味》
「リーダーは、人を動かすのが仕事」と言われることがあります。
その真意とは、以下なのです。