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一冊の本と働き方

人生を変えるほどの本との出会いを経験したことがありますか?

わたしの中で最も人生に直接的に影響した本は「金持ち父さん 貧乏父さん」
趣味として、きっと一生この本は何度も繰り返し読むのだろうなと思う小説や漫画、子供や孫に読んであげたいと思う本も多くあります。
でも、直接わたしの人生を変化させたものは、紛れもなくこのシリーズだと言えます。

離婚を経験した31歳からの4年間は、とにかく生きるためだけにパートで働き、職場で仲良くなった友人とプライベートでもお茶をしたり、旅行に行ったり、着物を着て出かけたり。
両親とはあまり会話もなく、ただ毎日が過ぎて行く…そんな生活に物足りなさを感じながら、でも満足しようと思っている自分がいたように思います。
そんな時に人からの紹介で出会ったのがこの本だったのです。

パートから起業、そしてESBI。

この本を読むと同時に、わたしは節税を学ぶことにしました。
ちょうど現在コーチングを学んでいる人材教育の研修会社AWARENESSに出会ったタイミングでもあり、そこで元国税局職員の税理士先生から直接学べる機会があったのです。
この時期は本当に人生の中で大切な多くの人や物との出会いのあった時期だったと思います。
セミナーの内容はシークレットなので割愛しますが、この本とAWARENESS教育に出会ったおかげで、ただのパートのお姉さんだったわたしが起業を決意します。

2019年6月、36歳で合同会社を設立、代表に就任。
それと同時にESBIの全てに取り組み始めることとなります。
ESBIとは「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズで著者のロバート・キヨサキ氏が提唱している働き方の種類、キャッシュフロー・クワドラントのことを指します。
E=employee(従業員)
S=self employee(自営業者)
B=business owner(ビジネスオーナー)
I=investor(投資家)

Eはもちろんパートや契約社員というメインで行っている仕事。
Sは会社の代表として。
Bはフランチャイズの事業。
Iはまだまだ当時は勉強を始めたばかりだったけれど、その半年後には不動産オーナーとなります。
そして、能力開発の学びにも投資を始めました。

家族をも巻き込み、人生を180度変えることに。

ESBI全てを同時進行し、さらに能力開発の学びに全力投球をする。
Eの仕事で得た収入の半分は勉強に投資。
平日の5日間は朝から夕方まで勤めて、夜は勉強。
土日祝日は毎週のように大阪か東京でセミナーを受けて学ぶ。
勉強の内容は、原則、考え方、リーダーシップ、健康管理、時間管理、金銭管理、量子力学、コミュニケーション、感情コントロール、チームビルディング、コーチング、節税、経営、マーケティング、会計、不動産投資など。
365日休みなく、仕事か勉強に励む生活を2年半送ることになります。
テレビを断つという決断も、そんな生活がきっかけとなったのです。

学び始めて3年半。
両親をも巻き込み、現在は不動産事業を主軸に会社を運営し、資産収入としては同世代サラリーマンの平均月収以上を得られる生活を送れています。
そして38歳の夏から半年間のFIRE生活、その後サイドFIREをして今に至ります。
全てはたった一冊の本から、そして教育との出会いから始まりました。
人生には大きな転換点が何度か現れると言います。
その時にどんな決断をするかで、人生が全く違うものに変わって行く。
常に最良の選択をして行くためには、自分がどんな人生を歩めたら幸せなのか?
それを自問自答し、導き出した答えに向かう選択をし続けることだと思っています。


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