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「ポンポン船」科学する昭和玩具
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ153枚目
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これは「ポンポン船」。
蝋燭の火で船内の水を温め、その水蒸気のエネルギーで温水を後方から噴き出して推進力にするというもの。
排出が止まると今度は水が内部に逆流し、水により水蒸気が冷却されるためさらに水が吸入される。吸入された水が蝋燭の火で加熱されると、再び噴射が起きる。これを繰り返して前進する。
まさに、子供に科学の心を教えてくれる玩具でした。
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今も、ネットでレトロものとして販売されている。
ビンテージものとなれば5万円近いものもある。
「ポンポン船」、皆さんのお家の物置や押入れの奥に眠っていたりしませんか(笑)?
*船長は概ね10センチから20センチくらいの物が多い.
<©2022もりおゆう この絵と文は著作権によって守られています>
(©2022 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)