昭和はスパイ映画大流行の時代「007シリーズ」
「僕の昭和スケッチ」257枚目
昭和はスパイ映画大流行の時代で、それは「007」で始まった
1962(昭和32)年のことだ。
おりしも、米ソ冷戦の真っ只中。そんな世界情勢をバックボーンにイアン・フレミング原作による007は颯爽と登場した。
邦題は。「007は殺しの番号*」。
殺しの許可証を持ち、ハンサムで所作がスマート、加えてウイットな側面も合わせ持つ男、というキャラクター設定は、それまでにない斬新なもので僕を含めたくさんの男どもがこのジェームズ・ボンドに憧れたものだ。