クリントイーストウッドは僕らを大人にしてくれた
「僕の昭和スケッチ」93枚目
<「マカロニウエスタンの頃」画/© 2021 もりおゆう 水彩/ガッシュ>
戦後の貧しい時代に庶民の娯楽の筆頭は映画でした。
しかし、昭和も40年代に入ると生活は少しずつ上向いて行き、何処の家庭にもテレビがあるようになると、この新しい無料映像コンテンツによって映画は斜陽の兆しを見せ始めます。
昭和20年代、30年代とうって変わり、映画館が立ち見で一杯になるような事も次第に少なくなっていき、特に日本映画は時代劇離れも重なり観客動員数は右肩下がり