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野の草花に会いに・・・。

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野の草花を描いた絵手紙と、その花の事などを綴ったエッセイのようなものです。読んで見てほっこりして頂けたらうれしいです。
運営しているクリエイター

#野の草花

『My style 絵手紙 Calendar 2019』出来上がりました!
今から印刷して発送を始めます。
ちなみにお値段は1,800円でございます。

送られてくる絵手紙

送られてくる絵手紙

定期的に届く厚い封筒。



体調に不安があって

教室に来られない Mさんが

添削をと絵手紙を送ってきてくれます。



いつも数枚の絵手紙と

返信用封筒と便箋びっしりのお手紙。



今回のお手紙には

「一日が短いようで

しかし これ以上長くても

体力が続かないような 複雑な気持ちです」

とありました。



母と同じ歳のMさん。

日々を大切にして

絵手紙が大きなものを

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9月のカレンダー

9月のカレンダー

今年もあと4カ月ですか・・・。本当に時がたつのは早いですね。

8月の絵手紙教室

8月の絵手紙教室

今月の絵手紙教室。

ヒロハフウリンホオズキ

園芸種のホオズキとは違う野草。

小ぶりで可愛いです。

草むらに目を凝らして

見つけました。

一般的なホオズキは

いい色に色づいています。

漢字では「鬼灯」

お盆に飾られるのは

提灯や灯篭と

同じ意味合いなのだそうです。

そこからこの漢字になったのでしょうね。

花探し

花探し

今月の絵手紙教室の

花を探しに。

お休み最終日の夫が

気長に付き合ってくれるおかげです。

暑さにクラクラしながら

山を駆けずってきました。

ん? この甘い香りは…

もう 葛(くず)の花が咲いていました。

あと、萩に似ているコマツナギの花。

採ってきたいけど

どちらも切ると弱いのであきらめました。

白い可愛い花は ヘクソカズラ。

知っている花の中で

最もかわいそうな名前。

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オニユリ

オニユリ

強い日射しに負けない

強い色して

オニユリが群生しています。

鬼百合とは

またなんともかわいそうな名前…

花が大型だからとか

赤鬼を連想させるからとか

諸説あるみたいです。

花は下向きに咲き

花びらはくるりと反り返ります。

その姿は

ちょっと可憐

ちょっと寂しげ

鬼を連想させるとは思えないです。

7月のカレンダー

7月のカレンダー

しばらくぶりのUPとなりました。

もう7月も終わりかけですが・・・。

クチナシ

クチナシ

今日の絵手紙教室。

紫陽花、クチナシ、ネムノキ、桔梗、

ヤマモモ、姫楮、ルドベキアなど用意しました。

一番 存在感を放っていたのはクチナシ。

クチナシは 一重と八重のものがあり、

写真のものは 八重。

大輪で 薔薇のように華やかです。

絵に描いたものは 一重。

一般にクチナシといえば

こちらでしょうか。

ちなみに

秋に赤くなる実は

きんとんの色づけなどに使われますよ。

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6月のカレンダー

6月のカレンダー

今年も早いものでもう6月ですね。

さて今日も頑張ります。

ホタルブクロ

ホタルブクロ

山に行くと

ホタルブクロが

見られるようになりました。

大好きな山野草の一つです。

この名前、

袋のようになっている花に子どもが

蛍を入れて遊んだことに由来するそう。

提灯(ちょうちん)花とか行灯(あんどん)花

という別名もあります。

むかしむかしの人は

素敵に名前をつけてくれました。

関東では赤紫、関西では白が多いそう。

不思議です。

確かに赤紫はあまり見かけないのに

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5月のカレンダー

5月のカレンダー

GWも今日で終わりです。

明日は12日からの「My style 絵手紙の仲間展」の準備です。

アトリエ いい風

アトリエ いい風

しばらくぶりにアトリエへ。

かつては米農家の小作人さんが住まれて

いたという古民家。

トトロの時代 の感があります。

絵手紙を飾っているのは米蔵だったところで、温度の変化が少なく

夏でもひんやり、冬は極寒です。

昭和30年代まで使われていたという

農機具 唐箕(とうみ) や

養蚕に使われていた道具なども

そのままになっています。

時が止まっているこの場所で

しばし私の頭も止ま

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