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人生のレバレッジ

「投資家でもギャンブラーでもないのにレバレッジは必要?」

 石橋を叩いても結局渡らない、藤枝てるひ のノートです。

 やるべきことがあっても、お金や時間を目一杯投資するのは、怖い上に面倒に感じてしまい、やらない理由を作ってしまいがちです。しかし、それで充実した人生を過ごせるのでしょうか。今回は、人生のレバレッジについて考えていきたいと思います。

1.投資の最大化

 金持ち父さんことロバート・キヨサキは、レバレッジを利かせる対象として、資産(借金)・事業・学習(教育)・人間関係を挙げています。効果的な投資の対象があれば、借金をして投入資産を最大化し、事業の拡大・学習の加速・人間関係の深化に注力するべきだということです。
 また、その前提として頭脳のレバレッジが重要だとも言っています。私たちの意識が発作的に委縮して、「どうせ、自分には○○なんて出来ない」と思ったとき、「いや、それは出来る。今すぐには出来ないかもしれないけれど、将来的に必ず可能になる。そのためには今、どうすればよいか?よし、□□をしよう」と考え直し、口から言葉を発してみましょう。
 心理学で実証されている確証バイアスを利用するということです。何であれ、私たちが現実だと考えるものが現実になります。脳には、自身が現実だと思っているもの以外の事実を視野に入れないようにする能力があるからです。例えば、投資が危険であると思っている人は、脳内現実を事実化するために必要な、ありとあらゆる断片を探し出します。新聞紙を広げれば、投資で損害を受けた話題ばかり目に留まるのです。
 しかし、実際のところ、多くの人が夢見ているだけで最初の一歩を踏み出しません。最初の一歩は、どのような世界に住みたいかを決めることです。しっかりとした決心ならば、後戻りすることはなく、あらゆるプランと行動が変わるでしょう。

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2.良い習慣

 人間は、知識に支えられた自我と、個人の人生目標たる信念と、物事に対する抽象的な態度と、無意識の癖を含む具体的な行動性向を持っています。様々な分野の本を大量に読んで自我を強化し、イメージトレーニングで正常な行動性向を定義して間脳視床下部のホメオスタシス(現状維持機能)により固定化し、8分の1程度埋まった予定表を作って自由に行動を調整できるように準備しておくと良いでしょう。

 「あの時こうしていれば今頃もっと良くなっていたのに」という負の仮想自己イメージは捨て、今の自分の可能性に集中しましょう。
 朝と夜に、今までの成功体験を5つ唱えます。すると、肯定感のある言葉によるアファメーション効果で、脳は次の成功に導かれるのです。

 信念を変えるためには、ポジティブな自己対話でホメオスタシスを打ち破ります。
 思考実験を行い、本当はやりたくないことを止めた場合を想定してみましょう。きっと、大抵のことは何とかなるはずです。

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3.無駄な時間を無くす

 SNSでの情報収集等やらないこと決めて、やらないで済むように行動を変えましょう。
 誰でも出来ることは、質の高い家事代行サービス等を外注することを検討しましょう。
 寝る時間を22時から23時等に固定し、逆算して必要なことだけをしましょう。
 今日やることと、いつかやりたいことのToDoリストを書き出しましょう。
 動画を少しずつ倍速再生して速聴しましょう。

4.まとめ

 如何だったでしょうか。
 …やはり、一番大切なのはなりたい自分を決心することではないでしょうか。これが固まっているから、プランや行動についてもポジティブに全力レバレッジできるのだと思います。
 知識を得て自我と信念を固めつつ、機会損失を意識して、人生にフルコミットしていきたいものです。

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ロバート・T.キヨサキ「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法改訂版」
https://books.rakuten.co.jp/rb/13441709/
苫米地英人「いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!」
https://books.rakuten.co.jp/rb/15392155/
苫米地英人「残り97%の脳の使い方 人生を思い通りにする!『脳と心』を洗う2つの方法」
https://books.rakuten.co.jp/rb/5878495/
苫米地英人「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」
https://books.rakuten.co.jp/rb/11646436/
かわいいフリー素材集 いらすとや
https://www.irasutoya.com/

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