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病院経営について考えさせられる🤔

コロナ禍が落ち着き、さぁ目の前の仕事という時、入院患者の少なさにゾッとしています。

薬剤師の立場で、患者を呼び込むことはまず無理なこと。

せめて何故この状況になっているのか分析することしかないですね。

✅患者年齢層について

日本の人口動態に比例して入院患者も高齢化が激しい。

気になることは、数年前まではそれが積み重なり(100歳超も何人かいた)、患者の数がどんどん増えていたこと。

コロナ禍を経て、何とかこらえていた患者の団塊世代が一気に命をおとされたのです。

我が病院の入院患者の約5割はリピーター入院と言われる、定期的に体調を崩して入院してくる患者である。

それが何を意味するのか🤔

リピーター患者の大量損失(先程述べた理由)で、一気に見た目の患者数が減ってしまったのであろうと推察しました。

✅どうしたら復活できるのか?

答えは誰でも分かるでしょう😔

◎新規患者の開拓

◎近隣病院やクリニックとの連携強化

この2つです。

当院のメインは循環器。

患者自体は山ほどいます。

団塊世代の高齢化により、あと20年くらい患者が減ることは計算上ないでしょう。

何か患者にメリットのある病院でないと患者は集まりません。

すでに患者の取り合いになっているのでしょうが。

✅合理的な病床数の削減

考え方を変えましょう。

患者が少ないなら、それだけの規模の病床にする。

人件費、光熱費、……。

削減できる要素はたくさんあります。

収支を見たときに、人件費の割合がやはり病院の場合は圧倒的。
特に医者の給料が半端ない。

そういう人員整理ができれば、黒字転換するのは可能になるでしょう。

✅機械化による業務効率化

◎電子カルテ及び各部署の連携システム

これにより、数年前に事務員の数が大幅に減りました。
さらに話題のChatGPTを活用すれば、さらに業務効率化に拍車がかかるのでは?

✅まとめ

今回病院経営の視点で少し考えてみました。
個人とは違い、収入も支出も額が違いますから。
我々がすぐできることは、光熱費の削減ですね。
また光熱費が6月から上がりますもんね。

つけっぱなしの電気やエアコンなど、不要な部分で削減できれば貢献できるでしょう。一人じゃなくて、全職員が意識してみたら効果でるんじゃないかって🤔




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