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チームマスダの奇跡6(600文字)
事実に基づく物語
(前回のあらすじ)
福島第二原発は津波の影響で浸水し、原子炉の冷却機能を失った。
4機ある原子炉の1機は復旧し、残りの復旧に必要な資材もそろった。
ベントのリミットまであと少し。
果たして、増田所長は復旧作業を終える事ができるのか?
復旧作業には東電社員と協力会社200名が協力してあたりました。
敷設作業
機材の調達が間に合わず、ほぼ人力で対応するしかありませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1688858587267-4flcsN4P3I.png?width=1200)
加えて準備も不十分で人の配分やローテーションも正しくありません。
通常なら数日賭けて実施する作業です。
![](https://assets.st-note.com/img/1688859777516-yn4YmpTs78.png?width=1200)
全員が疲労困憊していました。
このケーブルを引かない限りは冷やす機能が生き返らないということは
みんな理解してくれました。
まだ暗いうちからはじめた敷設作業は夜になっても終わりませんでした。
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