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新任の先生に特に見てほしい…!(社会人の方にも役立つと思います)これだけ覚えておけば大丈夫☆

こんにちは。
明善です。
小学校の教師をやっておりました。
新任の先生や経験の少ない先生向けに、伝える文を書いたことがあるのですが、それをすべての社会人の方にあてはまるように少し変えて書いておきます!

難しいことは書いていません。
でも、意外と知らないというかできていないということがあるんじゃないかな・・・・?

少しでも参考になるのなら嬉しいです!

そして初めて有料で記事を投稿してみます。
300円です。
初任者向けの本とか、新社会人向けの本とかありますが、
それと比べても自分としてはそのぐらいの価値はあると思っていますが・・・・。
みなさんがどう判断されるのか楽しみです。

前置きが長くなってしまいました!


目次
1.はじめに
2.心構え
3.これだけ覚えれば大丈夫
4.効率化
5.余裕があったら
6.未来へ
7.時短術
8.おわりに

1.         はじめに
子どもたちのために頑張りたいと崇高な気持ちで教員になったものの、やってくうちに様々な問題にぶつかってしまうことは当然ありますよね。
新社会人の方々も、この会社で頑張っていこう!!と思って入社したものの・・・ということは普通にあると思います。
心を病んでしまう教員は多いです。休職や退職してしまうこともある。できる限りそうならないように、そんな時に少しでも役に立てればと作成を始めました。
書いてあることは当たり前のことが多く、知っていると思いますが、逆に当たり前すぎて知らなかったということもあると思われます。実際に経験の少ない人に話したところ、目から鱗だったと言ってもらえることが多かったです。その人に役立ったのなら他の人にも役立つのではないかと考えてまとめようと思いました。
大事なところだけ太字で書いたので、時間がない人はそこだけ見るのもいいかと思います。

2.         心構え
少し語弊がありますが教員になってまだ経験が少ない人(入社したての人)ほど、エネルギーに満ち溢れているという面があると思います。自分のやりたいことをどんどんやっていこう!と気持ちを入れることができているからです。しかし、やりたいこと以外にやらなければならないことが多く、仕事をしているうちに少し疲れていってしまうということが起こります。こんなはずではなかったと気持ちがだんだん落ちていってしまうのです。すると仕事の質も落ちてしまい、気持ちも落ちて・・・と悪循環になってしまいます。
嫌な事ばかり書いてしまいましたが、そうならないためにまず覚えてほしいことがあります。
それは、「自分一人で考えない」ということです。自分のやりたいことがあったとしてもやる前に必ず組んでいる先生・学年主任・初任者担当の先生などに相談するということです。
社会人の方は、必ず上司に相談するという事が大切だということです。
校務分掌についても同じで必ず一人で考えてやらないようにしましょう。自分は力があるから大丈夫!とか、余裕があるから大丈夫!とか、他の先生が忙しそうだから・・・とか思って聞かずに行いたい気持ちになると思いますが、必ず、「こうやりたいんですけど・・」と話をしておきましょう。
一緒に組んでいる先生や、学年主任・初任者担当の先生の中で、誰かは話しやすいなと思う人がいるはずです。話しにくいと思っても本来は話さなければならないですが、まずは話しやすい人に話せるようにしましょう。どうしても話せる経験のある人がいない場合は、同じ初任者など経験の少ない人でも良いです。一人で考えないことが何よりも大切なのです。

一人じゃない。みんなでやっていく!というのが基本的な心構えになります。

そして、「全部やろうは馬鹿やろう」という言葉もありますが、力を抜くところをしっかりと考える事が大切です。力を入れるところを考えるのと同義ですが、そうすると結局全部に力を入れ過ぎて疲弊してしまうように思えます。
ここは少し力を抜くという言葉に意識を少し向けたいと思います。
物事には優先順位があり、重要度も異なります。
ここはとにかく効率化を優先して・・・と考える事は悪いことではありません。日本人は勤勉で頑張り屋で時に限界を超えてしまうことがあります。そうなってしまってからでは遅いのです。
力を抜くというと悪いように思う人もいますが、効率化を徹底するという意識でいれば罪悪感(本来そんなものは感じなくて良いのですが)も少なくなるのではないかなと思います。
こちらよりもこちらに時間を使いたいと思います。
そんな風に自分で軽重つけられると良いと思います。

3.         これだけ覚えれば大丈夫
これだけ覚えれば大丈夫というとホントに?と思われるかもしれませんが、本当にこれだけで大丈夫です。
上の心構えと同じなのだが、まずは「すぐ人に聞く!」ということです。
何でも聞いて良いのです。
名簿はどうやって作ったらよいですか?など基本的な事務作業から、授業の進め方、使うプリント、校務分掌の文章の作り方など、全て聞いて良いのです。なぜか聞いてはいけないと思っている人も多いです。自分で考える事で成長につながる・・・というのは事実ですが、考える選択肢がないのが実状であると思います。選択肢がないのに考えるのは難しいですよね。時間もかかるし、方向性を間違ってしまうことがある。まずは、全部聞いてその通りやってみるので全く問題ないと考えています。
聞くことの利点は、何といっても効率化です。
ゼロから考えていたら2時間かかることも、聞いてみると10分でできます。この時間差は非常に大きいです。やることがたくさんある教師にとって仕事は時間との戦いと言っても良いです。自分が時間を使いたいところに使えるようにしなければならないです。事務作業に3時間かけて教材研究に30分しかかけられなかった・・・では本末転倒なのです・・・・。
人に聞くことで作業の効率化をはかることは絶対に必要ですが、時に、自分で考えてみてね。と言われることもあります。そんな場合はそれから自分で考えてみればいいのです。
「自分はこう思うんですけど、こうでいいですか?」などと自分の考えを少しでも入れないといけないのではないかと考えて、人に聞きづらいという人がいたが、最初は自分の考えを言う必要はないです。
「これってどうすればいいですか?」それで最初は全く問題がないです。なぜなら上にも書きましたが自分の中に選択肢がないからです。1回でもやったことがあれば自分でどうやるかある程度見えているかもしれませんが、1回もやったことないことはまず、聞いてやってみる。
そして、覚え、次の選択肢にする。
とにかく、聞いてやってみることが大切です。
そして、1回やったことでも、忘れてしまうことも多いと思います。これはこの前聞いたからまた聞くのはちょっと・・・と思うかもしれませんが、それもまた聞くべきです。1回ですべてを覚えられるわけないし、忘れて当然なのです。
しかし、要点をメモなどはしておいて、次は自分でできるような努力はした方が良いです。メモしたんですがわからなくて・・・などと聞いてみればきっと教えてくれます。もし教えてくれなかったら他の人に聞いてみれば良いです。とにかく聞いてみることへのハードルは低くして、どんどん聞くということを心に入れてほしいです。

また、話すことで自分の心の安定にも繋がります。よくお酒を飲みながら愚痴を話す漫画など見たことあると思いますが、人間はそうやってストレスを解消しています。愚痴でなくても、話すことによって一人で抱え込まずにすむので問題の共有ができると思います。
一日ずっと誰とも話さない生活を続けていて精神を病んでしまった人もいた。人と話すことはとても大切なことなのである。一緒に考えてくれる人がいるのは心強いです。つまり聞くことの利点は、効率化だけでなく、心の安定にも大きな効果があるということなのです。

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