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自責グセをやめるには…

どんな自分でもいいはずなのに、そう思えないのは、他人の言葉や評価を真に受けているから。
そちらを優先しているから。

その根っこには、他人から「認められる」ことが最大の価値、という思い込みがある。

その思い込みが強過ぎて、体の一部のようになり、当然のように、それを求める行動をするようになる。

同時にそこには、自責グセが乗っかっている。
他人に認められるかどうかと、自責グセがセットになっている。

他人に認められさえすれば…
という思いは、自分の行動の軸が、認められるかどうかとなり、それはどんどん加速する。
つまり、自責グセも加速する。

当たり前のようにしている行動も、自責グセも、文字通りクセであり、習慣である。

自責グセをやめるとは、自分の習慣を変えること。

他人からの評価は自分ではどうにもできないが、自分のクセや習慣を変えることができる、
ということを理解すること。
他人と自分を切り離すことが大切。

自分の習慣を自分が変える、という意思を持つ。
そして、自分のクセ、習慣に気づくことが大切。

例えば、
自分を責めていることに気づく。
責めそうになる自分に気づく。
他人の評価を期待している自分に気づく。
他人の評価をもとに行動しようとする自分に気づく。
評価するべきと思っている自分に気づく。

そんな自分に気づいて、責めることにストップをかける。
気づくと、自然と立ち止まれる、それもクセになってくる。

そして、他人は自分をいちいち評価してくれる存在ではないし、自分が期待したように応えてくれるものでもじゃない、ということを自分に教えてあげる。

それは、自分も他人の期待に応える必要はないということ。
…よくよく考えてみたら、自分もそこまでしていないな、なんてことにも気づける。

ここまで来ると、かなり楽。
前向きな諦めもつく。

長年培ったクセや習慣を変えるのは難しいけど、根気さえあれば、自責グセのない世界の、見晴らしの良さを体感できる。

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