「生きやすいかどうか」は、「人の優しさを引き出す力があるか」。では、どうしたら生きやすくなれるのか?
みょ~ん。みょげだみょげ。
な~んか、最近周りで「生きにくい」と言っている人が多くなってきた感じがするみょげ。話に耳を傾けてみると、それはどうやら、自分と関わる人から思ったような反応が得られないことによるものみたいなんだみょげ。
だから、ここで一つみょげの考えるみょげなりの「生きやすさ」について、思っていることを書いてみようと思うみょげ。もし興味のある方はちょっとお付き合い頂けると幸いだみょげ。
基本的にみょげは、一人じゃ何にもできないと思っているみょげ。だから、誰かに助けてもらいながら、ずっと生きて来たと思っているみょげ。それはつまり、他人の優しさに助けられて来た、ということみょげ。
だから、みょげが考える「生きやすさ」っていうのは、
「人の優しさを引き出す力」
に依存すると思っているみょげ。
(これは決して、自分自身のポテンシャルが生きやすさに影響しないと言っているわけではないみょげ。あくまで一つの要素として、こうした点が関係してくるんじゃないかと考えているだけだみょげ。)
では、どうやったら人の優しさを引き出せるのか?
それは……
「相手の一番欲するものを与えられるようになること」
みょげ。
ニンゲンはいらないものを与えてくる人には興味を持たないみょげ。でも、自分の欲する物を与えてくれる人が現れた時、途端に従順になるものみょげ。そして、好かれておくために優しくしようとするんだみょげ。
まあ、極端な例で言えば「美人は得」ってやつみょげ。美人は見た人を快くさせるみょげから、いるだけで相手の欲しいものを与えていることになるみょげ。だから(もちろん例外はあるにせよ)多くの人は美人に優しくしたがるみょげ(まあ、美人は美人でストーカーやセクハラに遭ったり等、大変なこともたくさんあるみょげから、この例によって美人を全面的に得だと言っているわけではないみょげ)。
でも、美人じゃなくても「相手の一番欲するものを与える」ことはできるんだみょげ。
「この人なら本当に自分をわかってくれている」「この人から返ってくる言葉は自分自身のためになる」というような経験を得た時、信じられないほど人は素直になり、そしてその経験を与えてくれた人に優しくしようとするんだみょげ。
では、そんな経験を相手に与えるためにはどうしたらよいか? というと……
それは
「相手のことを理解し、相手が欲する形にこちらの情報を加工して与えること」
みょげね。
どういうことかというと、
例えば相手が「共感してくれたら嬉しく感じる人」だとするみょげ。
この場合、
1.「共感してくれたら嬉しい人」であることを理解し、
2.「共感してくれている」と相手が感じてくれるような形に情報を加工して伝達する
という2つの要素が必要となってくるということみょげ。
この場合だと、「わかる~」という態度で喜んでくれるのならば、「わかる~」とこちらが思っていることが伝わるように伝える必要があるということみょげね。「わかる~」と心では思っていても、「ふーん……」と態度に出したらそれは「わかる~」が伝わっていないことになるみょげ。これじゃ台無しだみょげ。
では、どうしたら良いのか?
大切なのはこの2つの要素の両方が、日頃からの「観察」によって得られる事であるということみょげ。では一体どんな点を観察したらよいのか? それは非常にシンプルで、
「相手が何をしたときに一番喜んでいるように見えるか」
を見ればいいんだみょげ。
「あの人あんな話で笑うんだ」「こういう言い方をするとすっきりしたような顔をしてるな」……こんな簡単なことでいいんだみょげ。これをとにかく、長期間続けてデータを取り続けることが重要なんだみょげ。そのためには、とにかく
「相手に興味を持つこと」
が大切みょげ。相手に興味がないと、長期間の観察がままならないからみょげね。
よく「生きにくい」、とか「人から大切にされない」、とか言っている人の態度を見ていると、
「そういうのは興味ないんで」
っていう態度を如実に表していることが多いと思うみょげ。
これは自分で墓穴を掘っていることと同じみょげね。口癖になっている人は自分から損をしていることに気づいた方がいいみょげ。人は自分に関心を持ってくれない奴を好きにはならないし(振り向いてもくれないアイドルを一方的に崇拝するとかは「好き」とは言わない)、ましてやそいつに優しくしようとも思わないみょげ。
だから、
生きやすくなりたければ。
人の優しさを引き出したければ。
相手の一番欲するものを与えること。
そのめには相手を観察すること。
そしてより深い観察のために、とにかく相手に興味を持つこと。
これに尽きるんだみょげ。
何人かいるみょげの先生のうちの一人が言っていたみょげ。
「他人の仕事に興味を持て」と。
みょげはこの言葉が未だに好きだみょげ。
そして今なら、仕事に関わらず、この世界で生き抜くための一つの知恵なんじゃないかってことまで、わかった気がするみょげよ。
他人に興味を持つことが、この世界で生きやすくなるための鍵なんだって。
この記事で、少しでもみんなが生きやすくなれば幸いだみょげ。